レバレッジ20倍とは?稼げる?危険性はある?

2023.11.02


・レバレッジ20倍って稼げる?
・レバレッジ20倍って危険?
・レバレッジ20倍ってロスカットしやすい?

海外FXでレバレッジ20倍のトレードにチャレンジしてみたいけど、リターンやリスクの大きさが気になる方もいるでしょう。

メリットやデメリット、危険性を知ってからレバレッジ20倍のトレードをしないと失敗します。

海外FX歴10年以上の筆者は、レバレッジトレードで大きな利益を得てきました。

この記事は、筆者の経験に基づいたレバレッジ20倍トレードのメリットや注意点などをまとめています。

レバレッジ20倍の利益の目安や危険性を正しく知ることができます。

レバレッジ20倍におすすめのトレード手法は、スワップポイント狙いのスイングトレード&ポジショントレード

それでは詳しく解説していきます。

この記事のポイント

レバレッジ20倍の危険性はありません。

レバレッジ20倍は、現在の価格の5%動くとマイナスになります。

たとえば、1ドル100円が1ドル95円以下になると資金がマイナス。

〇〇ショックなどがない限り、短時間で5円も値動きすることはそうそうありません。

そのため、レバレッジ20倍にそれほど危険性はないです。

レバレッジ20倍にチャレンジするなら海外FXをおすすめします。

海外FXは追証なしのゼロカットシステムを完備しているので借金を背負うこともなし!

レバレッジとは?

レバレッジとは


FXでいうレバレッジとは、自分がもっている資金の何倍もの取引ができるシステムのことです。

「てこの原理」と同じことです。

たとえば、資金が5万円の場合、20倍のレバレッジをかけると以下のようになります。

5万円(自己資金)×20倍(レバレッジ)=100万円

資金は5万円ですが、100万円のトレードが可能になります。

レバレッジについてもっとくわしく説明しているページがあります。こちらもご参考ください。

レバレッジ20倍は危ない?危険性は?

レバレッジ20倍_レバレッジ20倍は危ない?危険性は?


レバレッジ20倍に危険性はありません。

レバレッジ20倍はFXのレバレッジとしては低く、数百倍~数千倍のレバレッジが使える海外FXに比べるとかなり低水準です。

その一方で、間違ったレバレッジの使い方をしてしまうと大きな損失が発生するリスクもあります。

レバレッジ20倍ということは、現在の価格の5%動くとマイナスになります。

仮に、1ドル100円の通貨で買い注文を入れるとします。

レバレッジを使わない場合、1ドル100円が1ドル0円に下落すると資金が0円。

レバレッジ1倍(レバレッジなし)だとマイナスにはなりません。

レバレッジ20倍を使って取引量を増やすと、1ドル100円が1ドル95円以下になると資金がマイナスになります。

ただし、ドル円の通貨ペアなら1日の値動きはせいぜい1円程度です。

〇〇ショックのようなことが起きなければ、短時間で一気に5円も価格が動くことはありません。

レバレッジ20倍とは?

レバレッジ20倍には、以下の2つの効果があります。

  • 取引量を20倍に増やせる効果がある
  • 必要証拠金を20分の1に減らす効果がある

それでは詳しく解説していきます。

取引量を20倍に増やせる効果がある

レバレッジ20倍には、取引量を20倍に増やす効果があります。

まずは取引量について考えてみましょう。

(問題)

10万円の資金で1ドル100円の通貨は何通貨購入できるでしょうか?

正解は「10万円÷1ドル100円=1,000通貨」になります。

1,000通貨の損益は、1円の値動きあたり1,000円です。

同じ条件でレバレッジ20倍を使うと20倍の20,000通貨まで持てるようになります。

20,000通貨の損益は1円の値動きあたり20,000円です。

取引量が20倍になると損益も20倍になります。

これがレバレッジ20倍の取引量を増やす効果です。

必要証拠金を20分の1に減らす効果がある

レバレッジ20倍には、必要証拠金を20分の1に減らせる効果があります。

(問題)

1ドル100円の通貨で1000通貨購入するためには何円が必要でしょうか?

正解は「100円×1000通貨=10万円」になります。

同じ条件でレバレッジ20倍を使うと、10万円の20分の1の5,000円で取引ができるようになります。

つまり、1,000通貨の取引をするために本来なら10万円の資金を必要とするところ、レバレッジ20倍を使うと5,000円の資金で済むわけです。

レバレッジ20倍を使うことによって小さな資金で大きな取引ができるようになります。

レバレッジ20倍のロスカットと証拠金維持率の関係性

レバレッジ20倍で取引を行う場合、ロスカットと証拠金維持率の関係を理解しておきましょう。

  • レバレッジ20倍の必要証拠金の計算式
  • 証拠金維持率の計算式
  • ロスカット対策は証拠金と証拠金維持率の管理が重要

それでは詳しく解説していきます。

レバレッジ20倍の必要証拠金の計算式

レバレッジ20倍の必要証拠金通貨の価格×取引量÷レバレッジ20倍

必要証拠金の計算式は、「通貨の価格×取引量÷レバレッジ20倍」で求めることができます。

必要証拠金とは、取引をするために最低限必要な資金のことです。

以下の条件をもとに必要証拠金を計算してみましょう。

・取引通貨:ドル円

・通貨の価格:120円

・取引量:3,000通貨

・レバレッジ:20倍

必要証拠金の計算式に当てはめると以下のようになります。

「120円×3,000通貨×レバレッジ20倍=18.000円」

3,000通貨の取引をするために必要な資金は18,000円になります。

証拠金維持率の計算式

証拠金維持率有効証拠金÷必要証拠金×100%

証拠金維持率の計算式は、「有効証拠金÷必要証拠金×100%」で求めることができます。

証拠金維持率とは、ロスカットの水準や資金管理に使われる指標の1つです。

また含み損益を加えた口座残高のことを有効証拠金と言います。

以下の条件をもとに証拠金維持率を求めてみましょう。

・口座残高:1万円

・ポジションA:含み益が3,000円

・ポジションB:含み損が2,000円

・必要証拠金:5,000円

まずは有効証拠金を求めます。

「有効証拠金=1万円+3,000円―2000円」

有効証拠金は11,000円になるので。証拠金維持率の計算式に当てはめると以下のようになります。

「有効証拠金11,000円÷必要証拠金5,000円×100%=220%」

よって、証拠金維持率は220%

ロスカット対策は証拠金と証拠金維持率の管理が重要

ロスカット対策は、必要証拠金と証拠金維持率の管理が重要です。

ロスカットは証拠金維持率がFX業者の定める20%~100%を下回ったときに強制決済するシステムになります。

レバレッジ20倍で取引するなら、証拠金維持率は200%を上回るように取引すればロスカットのリスクは大きく減らせます。

また証拠金維持率が下がったときは、以下の3つの方法で証拠金維持率を上げることができます。

【証拠金維持率を上げる方法】

・追加入金をする(有効証拠金を増やす)

・取引量を減らす(必要証拠金を減らす)

・レバレッジを増やす(必要証拠金を減らす)

ロスカットを防ぐためにも、取引ごとに証拠金維持率の推移を確認しましょう。

スワップポイントで稼ぐ!

レバレッジ20倍_スワップポイントで稼ぐ!


レバレッジ20倍のおすすめトレード手法は、スワップポイント狙いのスイングトレード&ポジショントレードです。

スイングトレードは数日から数週間、ポジショントレードは数週間から数年にわたってポジションを保有するトレード手法になります。

基本的に、長期運用はスワップポイントを狙って取引をします。

スワップポイントは1日1回発生する金利のことで、外貨預金と違って1日単位で受け取れるメリットもあります。

スワップポイントがどれくらいもらえるのか、シミュレーションしてみましょう。

通貨ペアは、USDTRY(ドルトルコリラ)。

それぞれ解説していきます。

スワップポイントのシミュレーション

<条件>

・取引資金:10万円

・レバレッジ:20倍

・通貨の価格:13.5トルコリラ(115円)

・取引量:8,000通貨

・1日あたりのスワップポイント:120円

・証拠金維持率:約200%

この条件だと1ヵ月に3,600円、1年間に43,200円の利益が得られます。

スワップポイントの目安

レバレッジ20倍でスワップポイントを稼ぐなら、初期資金をできるだけ多く用意するのがおすすめです。

以下の表は、USDTRY(ドルトルコリラ)の通貨ペアにおいて、レバレッジ20倍&初期資金ごとに得られるスワップポイントの目安をまとめています。

なお、証拠金維持率は約200%以上になるように計算しています。

 
ぜひ、スワップポイント狙いのトレードの参考にしてください。

レバレッジ20倍のメリット

・取引量を20倍に増やして20倍の利益が得られる

・必要証拠金を20分の1に減らして少ない資金で取引ができる

・ハイレバレッジに比べるとリスクが小さい

レバレッジ20倍のメリットは、取引量を20倍に増やせることと必要証拠金を20分の1に減らせることです。

取引量を増やせば大きな利益が狙えますし、必要証拠金を減らせば少ない資金で取引ができます。

またレバレッジ20倍なら5%の値動きまで耐えることができるため、数百倍〜数千倍のレバレッジを使うトレードに比べると損失は小さくて済みます。

レバレッジ20倍のデメリット

・レバレッジなしに比べるとロスカットの可能性が高い

・為替変動のリスクを無視できない

レバレッジ20倍のデメリットは、レバレッジ1倍(レバレッジなし)の取引よりもロスカットを受ける可能性が高まることです。

特に、値動きが大きなマイナー通貨については5%の値動きが短時間で起こるケースも少なくありません。

またドル円やユーロドルなどの基軸通貨ペアでも、○○ショックのようなイベントが発生したらロスカットの可能性があるので注意が必要です。

レバレッジ20倍でも海外FX業者を選ぶべき理由

レバレッジ20倍なら国内FXでも使うことができます。

しかし、レバレッジ20倍でFXするなら海外FX業者を選ぶべきです。

国内FXはロスカットが間に合わずに口座の残高が0円を下回った場合、その借金分は顧客自身が追証として返済しなければなりません。

一方、海外FXは追証なしのゼロカットシステムがあります。

追証が発生しても業者がカバーしてくれるため借金の返済は必要ありません。

レバレッジ20倍なら追証が発生する可能性も十分にあります。

追証が発生した際に、借金の心配がない海外FX業者を選んでおいた方が安心して取引できます。

また国内FXのレバレッジは25倍が上限に規制されています。

それ以上のレバレッジが使いたくなったときは海外FX業者の利用が必要。

いずれはハイレバレッジを使いたいと思うなら、最初から海外FXを利用して取引ツールや仕組みに慣れておくことをおすすめします。

数百倍のレバレッジが使える海外FX業者でも、調整してレバレッジ20倍の取引を行うことは可能です。

【基礎知識】FXのロットについて

FXの取引量を表す単位の1つにロットがあります。

取引量については、100通貨、1,000通貨と呼んでも問題はありません。

ただし、FX業者によってはロットで解説しているところもあるので覚えておいた方がよいでしょう。

ここでは、

  • FXのロットとは?
  • 20倍レバレッジの1ロットで稼ぐためには
  • 初心者は何ロットからFXをはじめるべき?
  • FXのロット数の目安とおすすめ

についてまとめています。

それぞれ詳しく解説していきます。

FXのロットとは?

FXのロットとは、FXの取引通貨単位のことです。

FX業者によって1ロットの単位は異なり、1万通貨を1ロットにしている業者もあれば、10万通貨を1ロットにしているところもあります。

(問題)

「10万通貨=1ロット」に定めているFX業者でFXを行うとします。

最大取引量が300ロットなら、取引量はいくらになるでしょうか?

正解は、「300ロット×10万通貨=3億通貨」

300ロットは3億通貨になります。

初心者は何ロットからFXをはじめるべき?

初心者は0.01ロット(1,000通貨)からFXを始めることをおすすめします。

0.01ロットは、多くのFX業者が最小取引量に定めているロット数です。

ちなみに0.01ロットで取引を行う場合、レバレッジ20倍を使うと必要証拠金は以下のようになります。

(例)

・取引通貨価格:1ドル100円

・レバレッジ:20倍

・ロット数:0.01ロット

「100円×1,000通貨÷20倍=5,000円」

0.01ロットなら、だいたい5,000円を元手に取引を始められると覚えておきましょう。

0.01ロットと値動き・損益の関係は次の通りです。

値動き 0.01ロットの損益(1ドル100円の場合)
1pips(0.01円) 10円
10pips(0.1円) 100円
100pips(1円) 1,000円

1日100pipsの利確ができれば1.000円の利益になります。

FXのロット数の目安とおすすめ

レバレッジ20倍を使用した場合のFXのロット数の目安は、取引に使える資金で考えましょう。

以下の表を参考にしてください。

<条件>
・1ドル100円の通貨で取引

・証拠金維持率は200%になるように計算

・レバレッジ20倍を使用

取引資金 ロット数 100pips(1円)の値動きの損益
10,000円 0.01ロット 1,000円
30,000円 0.03ロット 3,000円
50,000円 0.05ロット 5,000円
100,000円 0.1ロット 10,000円
300,000円 0.3ロット 30,000円
500,000円 0.5ロット 50,000円
1,000,000円 1.0ロット 100,000円

取引に使う資金は、全資産の3分の1以下をおすすめします。

(例)

貯金が30万円あって、そのうち10万円を取引資金に使うとします。

10万円の資金で取引するならおすすめのロット数は0.1ロットです。

20倍レバレッジの1ロットで稼ぐためには

20倍レバレッジで1ロットの取引をするためには、証拠金維持率200%以上だと有効証拠金は100万円以上必要になります。

1ロットだと100pipsの値動きで約10万円の利益を得ることができるので、月に数百万円を超える利益も期待できるでしょう。

ただし、100万円の資金を用意するのは簡単ではありません。

有効証拠金を減らして1ロットの取引をするならハイレバレッジがおすすめです。

 
レバレッジ1,000倍を使えば、たった2万円の資金で1ロットの取引に挑戦できます。

「レバレッジ1,000倍」についてもっとくわしく知りたい方は、以下の記事で説明しています。よろしければご参考にしてください。

レバレッジ20倍に関するよくある質問

ここでは、レバレッジ20倍に関するよくある質問をまとめています。

レバレッジ20倍は危険ですか?

危険ではありません。

現在価格の5%の値動きまで耐えられるので、資金管理をしていれば安全に運用できます。

レバレッジ20倍の効果は?

取引量を20倍に増やす効果と必要証拠金を20分の1に減らせる効果があります。

レバレッジ20倍の必要証拠金と証拠金維持率は?

必要証拠金は、「通貨価格×取引量÷レバレッジ20倍」で求めることができます。

証拠金維持率は、「有効証拠金÷必要証拠金×100%」で計算できます。

レバレッジ20倍ではどれくらいのスワップポイントが稼げますか?

10万円の資金で月にだいたい3,500円、100万円の資金で月にだいたい35,000円です。

レバレッジ20倍のメリットは何ですか?

取引量を20倍に増やして大きな利益が得られることや、必要証拠金を20分の1に減らして少ない資金で取引できることです。

ハイレバレッジに比べると安全に運用できるメリットもあります。

レバレッジ20倍のデメリットは何ですか?

レバレッジなしに比べるとロスカットの可能性が高いことです。

FXのロットとは何ですか?

FXの取引通貨単位のことです。

海外FXだと10万通貨=1ロットの業者が多くあります。

まとめ:レバレッジ20倍について

レバレッジ20倍ならドルトルコリラ通貨ペアのスワップポイント狙いがおすすめ!

ハイレバレッジに比べてロスカットのリスクが小さく、その上でレバレッジ1倍(レバレッジなし)と比較して20倍の利益を得ることができます。

またレバレッジ20倍で取引するなら、追証のリスクがない海外FXが良いです。

最大1,000倍レバレッジが使えるので、20倍レバレッジに慣れてきたらハイレバレッジに挑戦したい!という方にもおすすめします。

取引資金に余裕がないという方は、ボーナスが豪華な海外FX業者を選びましょう。

筆者がおすすめするMT4・MT5対応の海外FX業者XM

XMの詳細
オススメ度 ★★★★★
最大レバレッジ 1,000倍
ロスカット水準 20%
ゼロカット
最低取引枚数 最低入金の設定なし
ドル円スプレッド 1.6pips~
手数料 無料
日本語サポート 電話・メール・ライブチャット
XM」は世界で最も信頼されている、海外FX業者です。 今なら13,000円の口座開設ボーナスプレゼント! このボーナス内容は時期によって変わるため、ご希望の方はお早めに。 「今すぐ始めたい」方はクイック口座開設!FXトレードがすぐに始められます。

\ 約3分で登録完了 /

サイト内サーチ