スマホのチャート画面設定はPCでのMT4を使い慣れている人にとっては少し勝手が違います。
時間足を変更したい、拡大・縮小したい、チャートの右端に余白を空けたい、複数表示にしたい…などなど
本記事では、MT4スマホアプリでのチャート設定や変更方法をまとめました。
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時間足を変更する
スマホアプリで時間足を変更する方法は大きく二つあります。
- 方法1 時計アイコンをタップして時間足を選択する
- 方法2 チャートをタップしメニューから時間足を選択する
チャートを拡大(ズームイン)・縮小(ズームアウト)する
PCでは拡大・縮小はアイコンを使って行いますが、スマホでは「ピンチ」操作を利用します。
ピンチとはタッチスクリーンなどで、主に親指と人差し指でつまむような操作です。
- 拡大 チャートを2本の指で間隔を広げていく「ピンチアウト」で拡大
- 縮小 チャートを2本の指で間隔を狭くする「ピンチイン」で縮小
チャートの右端に余白を空ける
チャートの右端に余白を空けることには、先行指標を見やすくしたり、先の予想を立てやすくなるという利点があります。
見やすくすることで短い時間でトレンドを把握したり、判断することができトレードを有利に進めることができます。
特にかなり短い時間でトレードを繰り返していくスタイルの方はチャートの見やすさも重視してみるといいでしょう。
スマホアプリでも是非活用しましょう。
- チャート画面をロングタップ(長押し)します
- 点線をスライドさせて余白を調整します
チャートの横画面表示
MT4スマホアプリは横画面表示にも対応しています。スマホを横にするなど、通常のスマホの横画面変更操作でチャート画面を横画面表示する事が可能です。
特にチャートを見る際には、横画面表示が広く見れておすすめです。
注意点
スマホを横にしても、横画面表示にできない場合は「スマホ側の設定で勝手に横画面にならないように縦画面に固定している」といった事が考えられますので確認してみましょう。
インジケーターを表示する
MT4と言えばインジケーターの種類の豊富さです。
標準搭載されているインジケーターは、トレンド系指標からオシレーター系指標まで30種類ほどあり、スマホアプリでも表示可能です。
なおPCのようにカスタムインジケーターを新たに追加するといった事は出来ません。
- チャート画面の上部の「f」アイコンをタップします
- チャート上にインジケーターを表示させたい場合は「メインチャート」、新しいウィンドウにインジケーターを表示させたい場合は「インディケータウィンドウ1」の隣にある「f+」をタップします
- 表示させたいインジケーターを選択してタップします
- 表示させたいインジケーターの設定をして完了をタップするとインジケーターが表示されます
今回は、「インディケータウィンドウ1」に「MACD」を追加しました。
編集方法など更に詳しい内容は、以下の記事で紹介しているので参考にして下さい。
ライン(水平線・トレンドライン・フィボナッチ等)を引く
スマホアプリでライン(水平線・トレンドライン・フィボナッチ等)を引くには「オブジェクト追加」から行います。
「オブジェクト追加」から選択できるオブジェクトは全部で24種類あります。
- チャート画面タップしメニューを開き、〇△□が合わさったような「オブジェクト追加」アイコンをタップします
- 表示したいオブジェクトをタップして選択します
- チャート画面をタップして表示します。
より詳しい引き方や編集方法・削除方法は、以下の記事で紹介しているのでこちらも参考にして下さい。
チャート画面の色変更
チャート画面の色変更も可能です。普段使い慣れている色設定があるなら、スマホアプリ側でも設定してみましょう。
カラー設定画面の表示
- 「三」アイコンをタップしてメニュを開きます
- メニューから「設定」をタッチします
- 設定から「カラー」をタッチします
スキームから選択する
カラー設定画面のスキームから色変更する方法を紹介します。
スキームは「枠組み」といった意味であらかじめ見やすい色設定(白地に黒、黒字に緑)を2種用意しています。
カスタムは各要素の色を自分で選択します。
自分で色設定をカスタマイズする
自分で色設定を細かくカスタマイズしたい場合はカラー設定画面から、「変更したい要素をタッチ」→「変更したい色をタッチ」で変更します。
カラー設定画面
各項目がどこの色変更に対応しているのかは以下の表を参考にして下さい。
特にスマホのチャートは点線が多く見づらいため、グリッドの色を背景と同じにして消しておくとすっきりして見やすくなりますよ。
背景 |
チャートの背景色 |
前面 |
時間軸、価格レートなどの文字色 |
グリッド |
チャート上の縦横破線の色 |
ボリューム |
出来高表示の色 |
上昇バー |
上昇(陽線)ロ-ソク足の外枠の色 |
下落バー |
下落(陰線)ロ-ソク足の外枠の色 |
ブルキャンドル
|
上昇(陽線)ロ-ソク足本体の色 |
ベアキャンドル |
下落(陰線)ロ-ソク足本体の色 |
チャートライン |
ラインチャートの場合のライン色 |
ビッド価格ライン |
出来高表示の色 |
Askライン |
現在のAsk(買値)のライン |
ストップ・レベル |
ストップレベル(指値・逆指値の注文のライン)の色 |
チャートの複数表示
国内のFX取引ツールではチャート画面の複数表示が可能なため、「MT4ではどうやって複数表示するの?」という疑問が出やすいのですが、残念ながらMT4のスマホアプリではチャートの複数表示、分割表示はできません。
他の取引ツールで複数表示を利用していた人にとっては少し不便に感じる点です。
ちなみにiPadでは複数表示、Android用MT5では2つまでなら表示が可能です。
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まとめ
スマホのチャート画面に関する変更方法を色々と紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どれもやり方を覚えてしまえば、そう面倒な操作ではありません。
とにかく手軽なMT4のスマホアプリですが、PCと全く同じようにできるというわけではありません。カスタムインジケーターの追加、チャートの複数表示などできないこともあります。
この辺りは改善されるといいですね。