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2023.12.06
インジケーターはMT4やMT5に標準搭載されているもの以外に、外部からダウンロードしたものを追加することも可能です。
その際、MT4/MT5に追加したはずのインジケーターが表示されない・見つからない チャートが表示されない、といった問題がよく起こります。
本記事では、外部のインジケーターがMT4やMT5に表示されない原因や解決方法をまとめています。
また、インジケーターの仕組みやファイルの種類についてもわかりやすく解説しているので参考にしてみて下さい。
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インジケーターとは、チャート上にラインやグラフを表示する相場分析のプログラムです。
MT4やMT5には標準で30種類以上のインジケーターが搭載されています。
それ以外にもプログラマーやプロの投資家が作ったインジケーターが数千以上あり、外部サイトやオンラインショップなどを通して購入やダウンロードできます。
外部からダウンロードしたインジケーターは自分でMT4やMT5にインストールする必要があります。その時によく手順や設定を間違えてインジケーターが表示されないトラブルが生じます。
インジケーターのファイルの種類は、MT4・MT5ごとにそれぞれ以下の2種類あります。
MT4のインジケーター | MT5のインジケーター | |
ソースファイルの拡張子 | .mq4(MQL4SourceFile) | .mq5(MQL5SourceFile) |
実効ファイルの拡張子 | .ex4(EX4ファイル) | .ex5(EX5ファイル) |
ソースファイルとはプログラムの工程が書かれたファイル、実効ファイルとはソースファイルをもとにしたインジケーターを稼働させるためのプログラムです。
この二つのファイルでインジケーターが表示される仕組みは以下のようになります。
ソースファイルがあるインジケーターについては、ソースファイル用のプログラムと実行するためのプログラムの2種類があることになります。
ソースファイルでも実行ファイルでもインジケーターは使えて、ソースファイルはプログラムを自分で編集することができます。
また、MT4とMT5には互換性がありません。
「.mq4」はMT5に使えませんし、「.mq5」はMT4で使えないので注意してください。
インジケータ―の正しいインストール手順はこちらで詳しく解説しているので参考にして下さい。
正しくインジケーターをインストールしたと思っても、MT4/MT5に表示されないことがあります。
これは、mq4/ex4やmq5/ex5ファイルが何らかの理由で正しく認識されていないことを表しています。
ここでは、インジケーターが表示されない原因と解決方法を以下の順番で解説します。
まず最初に確認して欲しいのが、「更新、再起動をしたか」です。
インジケーターのファイルをMT4/MT5にインストールした後は、必ず設定を反映するために「MT4/MT5の再起動」もしくは「インジケーターの更新」を行う必要があります。
ナビゲーターウィンドウの「インディケーター」上で右クリック→「更新」、または一度MT4/MT5を閉じて再起動させることでも更新する事ができます。
もし、再起動や更新を行ってもインジケーターが表示されない場合、MT4やMT5がフリーズしていることも考えられるのでPCの再起動も行ってみましょう。
ファイルの種類も確認すべきポイントです。
インジケーターを動かすには「ex4」または「ex5」という実効ファイルが必要です。またソースファイルである「mq4」または「mq5」を入れてMT4やMT5を再起動させることでも自動的にexファイルを生成してくれます。
ダウンロードファイルしたファイルの拡張子が「.mq4 」「.ex4」「.mq5 」「.ex5」であることを確認しましょう。
拡張子はファイル名の最後に表示されており、MT4なら「.mq4」、「.ex4」、MT5なら「.mq5」、「.ex5」になります。
名前に拡張子が表示されていない場合は、「ファイルの上で右クリック」→「プロパティ」→「ファイルの種類」でも確認ができます。
「mq5」ファイルを入れて再起動しても実効ファイルである「ex5」ファイルが自動で生成されない場合があります。
その場合は自分でコンパイル(変換)する必要があります。
「mq5」ファイルをダブルクリックしてMetaEditorを開いて「コンパイル」をクリックするとexファイルが生成されます。
exファイルが追加されたことを確認できたら、MT5を開いてインジケーターが任意の場所に追加されています。
慣れた人こそ注意したいのが、ファイルを入れるフォルダが間違っているという可能性です。
インジケーターのファイルを格納する場所は、MT4/MT5の「MQL4/MQL5」→「Indicators」フォルダ内です。
「Indicators」フォルダ内にファイルが正しく張り付けられているか確認してみてください。
他にもEAなどの追加もしている人は、違うフォルダも利用するので入れ間違いが起こりやすくなります。
また、複数のMT4/MT5を併用している場合も、入れ間違いの注意が必要です。
この場合はインジケーターを利用したいMT4/MT5を起動し、データフォルダを開くから「Indicators」フォルダに進むと間違えることはありません。
MT4とMT5のインジケーターには互換性がないので、MT4にMT5用のインジケーター、MT5にMT4用のインジケーターを入れていると表示されません。
上の画像ではMT4にMT5用のファイル「SynchroChart_Line.mq5」を入れている様子を表したものです。
フォルダにはちゃんとファイルが入っていますが、MT4側ではインジケーターが表示されていません。
インストールしているインジケーターのファイルが、使っているMT4/MT5用のものか確認してみましょう。
「.mq4」、「.ex4」、「.mq4」、「.ex5」の拡張子は、インジケーターのファイルだけでなく自動売買(EA)やスクリプトのプログラムにも使われています。
まずはインジケーター、EA、スクリプトの違いを理解しておきましょう。
プログラムの種類 | 入れるフォルダ | 説明 |
インジケータ― | Indicators | チャートにラインやグラフを表示するテクニカル分析ツール |
EA | Experts | ローソク足の動きに合わせて注文や決済などを行う自動売買ツール |
スクリプト | Scripts | 損益をエクセルで出力したり注文や決済を簡単にしたりできる補助ツール |
それぞれに互換性はないので、EA用の「.ex4」や「.ex5」はインジケーターとして使えませんし、スクリプトとしても使えません。また入れるフォルダもそれぞれ異なります。
例えば、一括決済してくれる「OneClickClose」はインジケーターでなくEAになります。このようにツールによっては、どのフォルダに入れるかがわかりにくいものもあるので注意しましょう。
MT4やMT5にインストールしているインジケーター数が数十~数百を超えてくると、不具合が発生してインジケーターが正しく表示されないことがあります。
再起動することで直ることもありますが、今後も同じような不具合が発生する可能性があります。
容量も増えてPCも重たくなるので、使っていないインジケーターはできるだけ削除しましょう。
インターネットからダウンロードできるインジケーターファイルの中には、開発されてから長年経過しているものもあります。その間もMT4やMT5は更新されているので、現在のバージョンに対応できていない可能性があります。
「.mq4」や「.mq5」のファイルであれば、ソースコードの編集や確認ができることからインジケーターに問題があるかどうか調べることができます。
手順は次の通りです。
エラー数が0になっていれば、現在のバージョンでインジケーターが問題なく使えることを表しています。
エラーがある場合は、現在のバージョンでインジケーターが使えない可能性があります。
既に新しいバージョンのファイルが提供されていることもあるので、配布先のサイトを確認してみましょう。
インジケーターファイルを正しく設置しているにも関わらずインジケーターが表示されない場合は、MT4やMT5側の不具合が考えられます。
MT4やMT5は高機能な分、常に複雑な処理を行っています。そのため、不具合が発生して正しい処理ができずにインジケーターが表示されないことがあります。
これまでに紹介した対策を行ってもインジケーターが表示されない場合は、MT4やMT5のソフトをアンインストールして、再度インストールすることをおすすめします。
MT4やMT5にインストールしたインジケーターが表示されないことはよくあることです。
未更新やファイルの入れ間違えなどのちょっとした見落としから、ファイルやMT4・MT5側の不具合まで様々な原因が考えられるので、すぐ確認できるものから順番にチェックしていきましょう。
原因はある程度決まっているので、今回の記事を参考に対応してみてくださいね。