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2023.11.02
海外FX業者AXIORYのスキャルピングを徹底解説しています。
海外FX歴10年以上の筆者が、AXIORYの取引環境や条件からスキャルピングに適した業者かどうかを公平にジャッジ。
スキャルピングにおすすめの口座や通貨ペア、注意点などもまとめています。
AXIORYはスキャルピング人気が高い海外FX業者です。
狭いスプレッドや高い約定力に加え、cTraderと言うスキャルピングに特化した取引ツールにも対応しています。
この記事では、AXIORYのスキャルピングについてまとめています。
スキャルピングは取引時間がもっとも短い取引スタイルです。
1回あたりの取引時間は数秒から数分で、狙う利幅も数pips程度と小さくなっています。
また1日に数回から数百回ほどの取引を行い、小さな利益をコツコツ積み上げていくのが特徴。
サーバーへの負担や取引方式の違いから国内FXだとスキャルピングを禁止している業者が多くあります。
一方、海外FXは取引ごとに発生するスプレッドが主な収入源となるため、取引回数が多くなるスキャルピングを歓迎している業者が多いです。
AXIORYはスキャルピングOKの業者です。
公式サイトの取引条件全般FAQでも以下のように言及しています。
スキャルピング(超短期売買)は可能です。また、スキャルピングの回数に制限は設けておりません。
公式にスキャルピングを認めているだけでなく回数制限も設けていません。
面倒な条件がなく、初心者でも気軽にスキャルピングを始めることができます。
ここでは、AXIORYでスキャルピングする前に知っておきたい注意点を紹介します。
AXIORYでは最大400倍のレバレッジが使えます。
ハイレバレッジを使うと小さな値幅でも大きな利益が狙えるため、400倍のフルレバレッジを使ってスキャルピングを行うトレーダーも少なくありません。
フルレバレッジでスキャルピングする場合、口座残高によるレバレッジ制限に注意しなければなりません。
AXIORYでは口座残高が以下のようになると使えるレバレッジが下がります。
最大レバレッジ | 口座残高 |
---|---|
400倍 | 0~1000万円 |
300倍 | 1000~2000万円 |
200倍 | 2000万円以上 |
口座残高が1000万円や2000万円を超えたからと言って直ちにレバレッジ制限がかかるわけではありません。
まずサポートから連絡が来て、出金や資金移動する時間を与えてくれます。
ただし、状況によってはポジションの決済も必要になるので、資金管理を行ってレバレッジ制限がかかりそうなときは事前に出金して口座残高を減らしておきましょう。
スリッページとは、注文した価格とは違う価格で約定する現象です。
数pipsの利幅を狙うスキャルピングでは、スリッページによって発生する数pipsの損失が大きな問題になります。
どの海外FX業者でもスリッページは起こりうることでAXIORYも例外ではありません。
ただし、AXIORYは約定率の情報を毎月自社のサイトで公開しているので透明性はかなり高いです。
3pipsほどのスリッページがいくつかありますが、頻度は多くありません。
値動きが大きい早朝や経済指標発表前後はスリッページが起こりやすいため、このタイミングを外して取引すれば大きな損失を被る可能性は低いです。
AXIORYは低スプレッド業者ですが、常に一定のスプレッドで取引できるわけではありません。
変動スプレッド制を導入しているので、取引量や流動性に応じてスプレッドも変動します。
特に流動性が低下する早朝、経済指標発表前後や災害・テロ・○○ショックのようなイベントが発生した場合も市場が混乱してスプレッドは広がります。
スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドが少し広がるだけでも取引コストは大きくなります。
スキャルピングトレードは、経済イベントがなくスプレッドが狭い日中から夜がおすすめです。
海外FXでスキャルピングするならAXIORYをおすすめします。
ここでは、その理由を紹介します。
AXIORYは金融インフラ世界最大のエクイニクス社のデーターセンサーを使い、スピーディーで安定性の高い注文や決済を実現しています。
また本来ならロンドンやニューヨークのサーバーにアクセスして取引しますが、AXIORYは東京にもサーバーを設置しています。
このサーバーにアクセスして取引ができるので約定スピードが速く、スリッページや約定拒否も起こりにくくなっています。
公表している約定率は99.99%で、約定スピードも0.2秒以下とかなり早いです。
AXIORYでは、MT4・MT5・cTraderの3種類の取引ツールがあります。
このうち、cTraderは特に約定力が高く、スリッページや約定拒否などが起こりにくいため、スキャルピング向きの口座として人気です。
ただし、cTraderはMT4やMT5に比べると自動売買の種類が多くありません。
スキャルピング系の自動売買には不向きです。
裁量取引でスキャルピングするならcTraderがおすすめですが、自動売買でスキャルピングするならMT4やMT5をおすすめします。
AXIORYは複数の口座を開設できるので、用途ごとに開設しておくとよいでしょう。
スキャルピングで効率よく利益を出すためには、少額で大きな取引ができるレバレッジが必要です。
AXIORYは最大400倍レバレッジが使えます。
仮に1万円の資金で取引を行うなら、400万円分のスキャルピングができます。
400倍レバレッジは海外FXで見ると平均的ですが、国内FXの最大レバレッジが25倍であることを考慮すると十分に高いレバレッジです。
AXIORYには追証なしのゼロカットがあります。
追証とは大きな価格変動が発生し、ロスカットが間に合わずに口座の残高がマイナスになって借金を抱えることです。
小さな値幅を狙うスキャルピングでも、ハイレバレッジでポジションギリギリの取引をしていると追証が発生するリスクがあります。
AXIORYには口座の残高が0円以下になっても、マイナス分はAXIORYが補填してくれるゼロカットがあります。
このシステムのおかげでハイレバレッジを使ったスキャルピングが心置きなくできます。
また追証を抱えた場合も顧客がゼロカットの手続きを行う必要はなく、AXIORYが自動的にマイナス分をリセットしてくれます。
取引回数が多いスキャルピングは、取引ごとにかかるコストの大小が重要です。
AXIORYはスタンダード口座で1.3pips~、ナノスプレッド口座でも0.9pips~と業界トップクラスの取引コストの安さとなっています。
取引コストの安さも、スキャルピングにAXIORYをおすすめする理由の1つです。
AXIORYは、自動売買系のEAを使ったスキャルピングができます。
スキャルピングのルールは自動売買にも適用されるため、大ロットや取引回数が多いEAを使った自動売買も可能です。
スキャルピングの自動売買は、「裁量取引でなかなか結果ができない」、「チャートに張り付く時間がない」、「チャンスを逃したくない」人におすすめです。
ストップレベルとは、指値や逆指値を入れる際に現在の価格よりも最低限離さなければならない価格です。
スキャルピングは数pipsの利益を狙いに行くため、ストップレベルが設定されていると指値や逆指値は使いにくくなります。
AXIORYはストップレベルが0に設定されています。
1.0pipsの利益や損失でも決済できるので、指値や逆指値を使ってこまかな注文ができます。
ここでは、AXIORYのスキャルピングでおすすめの通貨ペアを3つ紹介します。
EUR/USDは、世界でもっとも取引量が多い通貨ペアです。
値動きが安定しているので、レートが飛んでロスカットすることも少ないです。
スプレッドも狭く、スリッページや約定拒否なども少ないです。
値動きが小さいため、400倍レバレッジを使って取引量を増やすのがコツになります。
スキャルピング初心者にも最適な通貨ペアです。
EUR/USDに次いで取引量が多いのがUSD /JPYです。
AXIORYにはスタンダード口座、ナノスプレッド口座の2タイプありますが、どちらもEUR/USDと同じ水準の低スプレッドになっています。
EUR/USDよりも若干値動きが大きいですが、欧米や欧州で経済イベントが発生しているときは値動きが安定しやすい特徴があります。
また円は日本の通貨なので、価格変動に関係する経済指標やイベントの情報が収集しやすいメリットがあります。
基本的にはEUR/USDかUSD /JPYのどちらか、もしくは2つの通貨ペアを同時に運用しながらスキャルピングするのがおすすめです。
ポンドは殺人通貨と呼ばれるように値動きが大きい通貨です。
GBP/USDは、このポンドに世界でもっとも取引量が多い通貨のドルを組み合わせた通貨ペアになります。
値動きが大きいものの、AXIORYではスタンダード口座・ナノスプレッド口座ともにスプレッドはかなり狭いです。
大きなレバレッジを使わなくても値動きを利用し、スキャルピングで大きな利益が狙えます。
EUR/USDかUSD /JPYのスキャルピングに慣れてきたら、GBP/USDに挑戦してみるとよいでしょう。
AXIORYには、STP方式のスタンダード口座とECN方式のナノスプレッド口座があります。
AXIORYでスキャルピングするならナノスプレッド口座がおすすめです。
ナノスプレッド口座をおすすめする理由には以下の3つがあります。
それぞれ解説します。
ナノスプレッド口座は取引ごとに0.6pipsの取引手数料がかかりますが、その代わりスプレッドはかなり狭くなっています。
スタンダード口座は取引手数料がかからないものの、スプレッド+取引手数料で見てもナノスプレッド口座の方が取引コストは安いです。
以下、スタンダード口座とナノスプレッド口座の取引コストの違いになります。
ナノスプレッド 口座 |
スタンダード 口座 |
|
---|---|---|
EUR/USD (取引手数料込) |
0.3pips (0.9pips) |
1.3pips |
USD /JPY (取引手数料込) |
0.3pips (0.9pips) |
1.4pips |
GBP/USD (取引手数料込) |
0.4pips (1.0pips) |
1.6pips |
AUD/USD (取引手数料込) |
0.5pips (1.1pips) |
1.8pips |
EUR/JPY (取引手数料込) |
0.5pips (1.1pips) |
1.5pips |
全ての通貨ペアにおいてナノスプレッド口座の方が取引コストは安いので、スキャルピングするならナノスプレッド口座がおすすめです。
STP口座と取引手数料がかかるECN口座の2タイプの口座を用意している海外FX業者はAXIORY以外にもたくさんあります。
通常はSTP口座の方が使えるレバレッジが高かったり、ボーナスがあったり、初回入金額が安かったりと初心者向きです。
しかし、AXIORYはスタンダード口座とナノスプレッド口座ともに初回入金額(5000円)・レバレッジ・ボーナスなしが共通しています。
ナノスプレッド口座を使ってスタンダード口座より不利になることが少ないのもスキャルピングにおすすめする理由の1つです。
ナノスプレッド口座はECN方式を採用しているため、取引の透明性が高いメリットがあります。
STP方式とECN方式の違いについて以下をご覧ください。
┗トレーダーからもらった注文を海外FX業者が呑んで決済し、同時にカバー先に注文を出す。この間にリクオートが発生することがある。
┗トレーダーからもらった注文を海外FX業者はそのままインターバンク市場に流す。取引量に応じて手数料を徴収する。
STP方式は海外FX業者をいったん通すのに対し、ECN方式はそのままインターバンク市場に注文が流せます。
そのため、ECN方式の方が透明性は高く、約定力も高いのでスキャルピングに向いています。
ここでは、AXIORYとスキャルピングで人気が高い海外FX業者3社を比較しています。
なお、比較するのはスキャルピングに特化している口座タイプです。
以下の表はAXIORYとHFMをスキャルピングに特化して比較しています。
なお、比較するのはAXIORYのナノスプレッド口座とHFMのゼロ口座です。
比較項目 | AXIORY ナノスプレッド口座 |
HFM ゼロ口座 |
---|---|---|
ルール | 特になし | 特になし |
最大レバレッジ | 400倍 | 2000倍 |
スプレッド | 0.9pips~ | 1.2pips~ |
初回入金額 | 5000円 | 1000円 |
約定力 | ◎ | ◎ |
スキャルピングの自動売買 | 可能 | 不可 |
取引ツール | MT4/MT5/cTrader | MT4/MT5 |
ストップレベル | なし | 2.0pips~ |
HFMは、レバレッジ・スプレッドでAXIORYに勝ります。
HFMでは、スキャルピング取引について制限を設けていません。
以下の表はAXIORYとXMをスキャルピングに特化して比較しています。
なお、比較するのはAXIORYのナノスプレッド口座とXMのZero口座です。
比較項目 | AXIORY ナノスプレッド口座 |
XM Zero口座 |
---|---|---|
ルール | 特になし | 特になし |
最大レバレッジ | 400倍 | 500倍 |
スプレッド | 0.9pips~ | 1.1pips~ |
初回入金額 | 5000円 | 1万円 |
約定力 | ◎ | ◎ |
スキャルピングの自動売買 | 可能 | 可能 |
取引ツール | MT4/MT5/cTrader | MT4/MT5 |
ストップレベル | なし | なし |
XMはレバレッジでAXIORYに勝りますが、スプレッドや取引ツールの選択肢ではAXIORYが勝ります。
スペックは似ていますが、取引コストが安く取引ツールの選択肢が多いAXIORYの方がよりスキャルピング向きと言えます。
以下の表はAXIORYとTITANFXをスキャルピングに特化して比較しています。
なお、比較するのはAXIORYのナノスプレッド口座とTITANFXのブレード口座です。
比較項目 | AXIORY ナノスプレッド口座 |
TITANFX ブレード口座 |
---|---|---|
ルール | 特になし | 特になし |
最大レバレッジ | 400倍 | 500倍 |
スプレッド | 0.9pips~ | 1.0pips~ |
初回入金額 | 5000円 | 2万円 |
約定力 | ◎ | ◎ |
スキャルピングの自動売買 | 可能 | 可能 |
取引ツール | MT4/MT5/cTrader | MT4/MT5 |
ストップレベル | なし | なし |
AXIORYとTITANFXのスペックもかなり似ています。
Titanの方がレバレッジはやや高いものの、スプレッドの狭さや取引ツールの多さではAXIORYが勝ります。
取引コストを少しでも抑えたい方やcTraderを使ってスキャルピングしたい方にはAXIORYがおすすめです。
海外FXでスキャルピングするならAXIORYは最適な業者です。
特に、「取引コストの安さ」、「約定力が高いcTraderが使える」、「スキャルピングの制限が一切ない」の3つのポイントはAXIORYの強み。
初回入金額が5000円と安いので、スキャルピング初心者も始めやすいです。
AXIORYに向いている人
AXIORYに向いていない人
AXIORYは海外FX業者の中でも特に安全性の高い業者です。
資金管理において信託保全の形式をとっている海外業者は珍しく、もしもの時は全額補償してくれるため、どなたでも安心して取引を始めることができます。
他にも「NDD方式の透明性」、「業界最高水準の低スプレッド」、「約定力の高さ」などの要素はスキャルピングトレーダーにとって理想的です。
中でも、MT4, cTraderが使える「ナノスプレッド口座」、MT5が使える「テラ口座」といったECN口座は、取引コストの面で優秀で、しっかり腰を据えてFXを始めるには理想的な環境です。
弱点をあげるなら、「口座開設ボーナスがない」、「2万円未満の入出金には手数料がかかる」、「最大レバレッジが平凡」という点。自己資金が少ない人や、少額で大きく稼ぎたい人にとっては他のFX業者も選択肢に上がります。
とはいえ、取引コストを追求するトレーダーにとってはそこまで大きなデメリットにはならないはず。
取引コスト | 「★★★★★」 |
ボーナス | 「★★☆☆☆」 |
日本語サポート | 「★★★★★」 |
入出金 | 「★★★☆☆」 |
取引銘柄数 | 「★★★★★」 |
信頼性 | 「★★★★★」 |
総合評価 25/30 |
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