XMのMT4（メタトレーダー4）の特徴とメリット5選！MT5との違いやダウンロード方法も詳しく解説

2024.04.19

XMでトレードするには、MT4やMT5などの取引プラットフォームが必要です。
後継のMT5が誕生した今も、使い勝手の良さやEA（自動売買）取引に向いていることから、MT4は圧倒的な人気があります。

本記事では、XMのMT4（メタトレーダー4）の特徴・メリット5選とMT5との違い、ダウンロードからログイン方法まで詳しく解説します。

PCとスマホ、デバイス別のやり方をそれぞれ紹介するので、これからXMでMT4を使ってトレードを始めたい方はぜひ参考にしてください。

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XMのMT4とは？

MT4とは、MetaQuotes社が提供するFX取引プラットフォームです。
主に海外FXで利用されていて、初心者から上級者まで幅広いユーザーのニーズを満たす機能を豊富に備えています。

XMのMT4の特徴

MT4は2005年にリリースされた、FXの取引プラットフォームです。

MT4には次のような特徴があります。

デフォルトで50種類以上の搭載している
多くのEA（自動売買取引ツール）を利用できる
様々な注文方法に対応している
ユーザーの好みに応じて自由自在にカスタマイズできる
複数チャートの同時分割表示ができる

後継のMT5が誕生した今でも、MT4を利用するトレーダーの方が多いです。

MT4とMT5の違い

MT4の後継としてMT5が誕生しましたが、両者の違いを表にまとめました。

項目	MT4	MT5
リリース	2005年	2011年
開発状況	開発終了	開発継続中
対応業者	多い	少ない
時間足	9種類	21種類
動作速度	普通	早い
注文方法	成行・ストップ・リミット	成行・ストップ・リミット・ストップリミット
部分約定	できない	できる
板情報	なし	あり
描画ツール	31種類	44種類
標準搭載インジケーター	50種類	94種類
カスタムインジケーター	多い	少ない
EA（自動売買）の種類	多い	少ない

MT5は現在もアップデートが進められており、MT4にはない新しい機能も追加されています。

また、時間足の多さや動作速度の速さなど、裁量取引にはMT5の方が機能性が高いです。

しかし、カスタムインジケーターやEA（自動売買）の種類はMT4の方が多く、トレードの幅を広げるカスタマイズ性の高さは、MT4が今でも人気の理由です。

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XMでMT4を選ぶメリット

まずは、XMでMT4を選ぶメリットを5つ紹介します。

EA（自動売買取引ツール）を使用するのに向いている

MT4はMT5と比べてEA（自動売買取引ツール）を使用するのに向いています。
世の中に出回っているEAはMT5対応のEAよりも、MT4対応のEAの方が多いからです。

また、XMではVPS（バーチャルプライベートサーバー）が無料で利用可能で、高速通信・高い約定力を実現できます。
VPSなら、PCを稼働せずとも24時間EA（自動売買）を運用し続けられます。

50種類以上のインジケーターを搭載している

MT4には「移動平均線」や「RSI」「ボリンジャーバンド」などをはじめ、計50種類以上のインジケーターがデフォルトで搭載されています。

自身のトレードスタイルに合わせて、さまざまなインジケーターを自由に組み合わせて利用可能です。

複数のインジケーターを組み合わせてチャート分析を行えば、より根拠の強いトレードができます。

また、インジケーターの他にも分析時に役立つ「描画ツール」も充実しているため、インジケーターと合わせて利用すれば、よりチャート分析を進めやすくなるでしょう。

様々な注文方法がある

MT4には様々な注文方法に対応しています。

成行注文：現在値で今すぐ売買する注文方法
指値・逆指値注文：価格を指定する注文方法
OCO注文：指値・逆指値注文を同時に出して、どちらかが約定したらもう片方をキャンセルする注文方法
IFD注文：新規の注文と決済注文を同時に行う注文方法
IFO注文：IFD注文にOCO注文を組み合わせた注文方法
ワンクリック注文：ワンクリックで新規注文を出す方法

これらの注文方法を使いこなせば、新規注文や決済注文のタイミングを逃さず、効率的なトレードができます。

カスタマイズ性に優れている

MT4はカスタマイズ性に優れていて、好みやスタイルに合わせてチャートを自由にカスタマイズできます。
チャートの背景やローソク足の色など、自分好みのチャートを作れるのが特徴です。

見やすいチャートにカスタマイズすることで、モチベーションアップにもつながり、トレードの成績にも影響します。
その他、定型チャートやチャートの組表示の保存など、便利機能も備わっています。

複数チャートの同時分割表示が可能

MT4では、複数チャートの同時分割表示が可能です。
具体的には、複数表示しているチャートを自動的に整列させて、見やすいレイアウトに設定してくれる機能です。

「ウィンドウの整列」「重ねて表示」「水平分割」「垂直分割」の4つから、自由に選べます。
特に複数の通貨ペアを同時に分析してトレードしたい方にとっては、かなり重宝する機能となっています。

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XMでMT4を選ぶデメリット

続いて、XMでMT4を選ぶデメリットを6つ紹介します。

検証項目が少ない

MT4は、MT5に比べて検証項目が少ないです。

具体的に言うと、バックテスト等を行うときにMT5にはある「可視化」「フォワード最適化」「市場スキャン」といった機能が、MT4にはありません。

自身でEA（自動売買）のフォワードなどを検証したい場合には、機能面でMT5に劣ってしまいます。
検証機能を存分に使いたい場合は、MT5を利用しましょう。

分析機能が少ない

MT4は、MT5と比べて表示できる時間足の種類が少ないです。

MT4の時間足：9種類
MT5の時間足：21種類

MT5では1分足や5分足に加えて、2分足や3分足、20分足など、細かい時間足チャートも表示できます。

とはいえ、細かい時間足を使わないトレーダーにとっては、大きなデメリットにはならないでしょう。

動作が重い

MT4は、MT5と比べて動作速度が遅いと言われています。
動作速度はFXの損益に大きく影響し、できるだけ早い方が望ましいです。

特にスキャルピングトレードでは、サクサク注文できるMT5の方が有利です。

しかし、よほど古いPCやスペックが低いPCを使わない限り、MT4が重くて使えないということはありません。

チャート表示が弱い

MT4は、チャートを表示させる上での便利機能がMT5よりも少ないです。

具体的に以下の機能はMT4には搭載されていません。

ミニチャートを表示させる
チャートを独立画面で表示させる

これらのチャート表示機能を使いたい場合は、MT5を利用しましょう。

インジケーターの種類が少ない

MT4は、MT5と比べてデフォルトで搭載されているインジケーターの種類が少ないです。

MT4：50種類
MT5：94種類

MT4に搭載されているインジケーターはMT5のおよそ半分です。

ただし、移動平均線やボリンジャーバンド、RSI、MACDなどに知名度の高いインジケーターはひと通り揃っているため、実際の取引で不便に感じることは少ないでしょう。

ストップリミット注文ができない

MT4でも様々な注文方法に対応していますが、MT5にある「ストップリミット注文」には対応してません。
ストップリミット注文とは、指値注文の執行価格をあらかじめ指定しておく予約注文のひとつです。

高値を突破した後の押し目に指値注文したい場合や安値を割った後の戻りに指値注文をしたい場合に、活用できます。

XMのMT4のダウンロードからログイン手順【PC版】

ここでは、XMのPC版MT4のダウンロードからログインまでの手順・流れを紹介していきます。

XM公式サイトにアクセス

まずは、XM公式サイトにアクセスし、画面上部にある「プラットフォーム」をクリックします。

PC対応MT4・Mac対応MT4を選択してダウンロード

各デバイスごとのMT4・MT5の項目が表示されるので、Windowsなら「PC対応MT4」、Macなら「Mac対応MT4」をクリックしてください。

下の写真のような画面が表示されたら、「ダウンロード」をクリックしましょう。

MT4をインストール

MT4のダウンロードが完了し、インストーラーをクリックすると、下の画像のような「セットアップ」画面が表示されます。

「次へ」をクリックし、10秒ほど待つとインストールが完了しますので、「完了」ボタンをクリックしましょう。

MT4へのログイン

XMのMT4のインストールが完了すると、自動的にMT4が起動します。

ログイン画面が表示されたら、ログインIDとパスワードを入力します。
最後に、取引口座のサーバーを選択し「ログイン」をクリックすれば、ログイン完了です。

XMのMT4のダウンロードからログイン手順【スマホ版】

続いて、スマホ版XMのMT4ダウンロードからログインの手順を2ステップで紹介します。

アプリストアでスマホ版MT4アプリをダウンロード

スマホでMT4を使うには、アプリストアでMT4をダウンロードします。
iOSならAppStore、AndroidならGooglePlayで「MT4」と検索して、「MetaTrader4」をダウンロードしましょう。

MT4にログイン

MT4スマホアプリのダウンロードが完了したら、アプリを起動してログインしましょう。
アプリを起動すると下のような画面が表示されるので、「既存のアカウントにログイン」をタップしてください。

続いて、ログインするサーバーを検索します。

検索上部の検索バーに「XMTrading」と検索すると、サーバー一覧が表示されるので、ログインしたいXM口座のサーバー名を選択してください。

最後に「ログインID」と「パスワード」をそれぞれ入力し、画面右上の「サインイン」をタップすれば、ログイン完了です。

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XMのMT4でテクニカル分析をする方法【スマホ版】

XMのMT4インストールが完了したら、テクニカル分析をしてみましょう。
ここでは、スマホ版のMT4を使ってテクニカル分析する方法をいくつか紹介します。

時間足を変える

まずは、MT4の時間足を変える方法を紹介します。
時間足の切り替えは、画面左上に表示されている「M5」をタップするとできるようになります。

M1（1分足）・M5（5分足）・M15（15分足）・M30（39分足）・H1（1時間足）・H4（4時間足）・D1（日足）・W1（1週間足）・MN（月足）の9種類です。

使いたい足をタップすれば、時間足の変更が可能です。

チャートの種類を変える

続いて、チャートの種類を変える方法です。
画面下部の「設定」タブから「チャート」をタップします。

チャート画面の設定から下記3つのチャートの種類が表示されるので、使いたいチャートを選んでください。

バーチャート
ローソク足
ラインチャート

中でも「ローソク足」は日本人トレーダーに最も人気があるので、迷ったらローソク足がおすすめです。

チャートの色を変える

チャートの色をカスタマイズしたい場合は、項目ごとに細かく変更できます。
画面下部の「設定」から「チャート」を選択し、最下部にある「カラー」をタップしてください。

背景の色から陰線、陽線、グリッドなど細かく色を変えられるので、好きな色にカスタマイズしてみましょう。

インジケーターを表示する

続いて、チャート分析のためのインジケーターを表示させましょう。
ここでは、例として「移動平均線」の表示方法を紹介します。

まずは、チャート画面上部にある「f」のようなアイコンをタップしてください。

続いて「メインウィンドウ」をタップします。

インジケーター一覧が表示されるので、「Moving Average」をタップしてチャートに追加しましょう。

設定に問題がなければ、下の画像のように移動平均線がチャートに追加されます。

オシレーターを表示する

オシレーター系のインジケーターも、基本的な流れは他のインジケーターと同じです。
ここでは、例として「RSI」の表示方法を紹介するので、「Relative Strength Index」をタップしてください。

設定に問題がなければ、下の画像のようにRSIがチャートの下部分に追加されます。

XMアプリのダウンロード・インストール方法

XMには公式アプリ「XMTradingアプリ」を提供しており、インストールすれば、アプリ1つで口座開設や入出金、MT4へアクセスしての取引が可能になります。

アプリストアでXMアプリをダウンロード

まずは、iOSならAppStore、AndroidならGooglePlayで「XM」と検索して、「XMTrading – Tradexfin」をダウンロードしましょう。

XM口座にログイン

XMアプリを起動すると、ログイン画面が表示されます。

「メールアドレス」と「パスワード」をそれぞれ入力し、「ログイン」ボタンをタップしましょう。

XMのWebTrader（MT4/MT5）へのアクセス方法

XMでは、MT4/MT5のダウンロードやインストールが不要で、ブラウザからWebTraderを利用してMT4/MT5へのアクセスが可能です。

ここでは、XMのWebTrader（MT4/MT5）へのアクセス方法を紹介します。

XM公式サイトにアクセス

まずは、XM公式サイトにアクセスし、画面上部にある「プラットフォーム」をクリックします。

MT4 WebTraderにアクセス

プラットフォーム一覧の中から「MT4 WebTrader」をクリックします。

続いて、「MT4 WEBTRADERへアクセス」ボタンをクリックしてください。

MT4口座にログイン

下記のようなログイン画面が表示されるので、「ログインID」「パスワード」を入力し、サーバーを選択したら、「YES」をクリックしましょう。

XMのWebTraderはネット環境さえあれば、自身のMT4口座にログインしていつどこでも取引ができます。

XMのMT4に関するよくある質問

XMのMT4に関するよくある質問と回答をまとめました。

MT4は無料で利用できますか？

はい、MT4は完全無料で利用できます。
また、年会費や維持手数料などが発生することもありません。

MT4とMT5はどちらがおすすめですか？

MT4にログインできないときはどうしたらいいですか？

MT4にログインできない主な原因は次の3つです。

ログイン情報（ID・パスワード・サーバー）を間違えている
ネット回線がつながっていない
XMのサーバーがダウンしている

中でも多いのは、ログイン情報の間違いです。

XMのマイページでログイン情報を確認のうえ、再度ログインしてみましょう。
それでもログインできない場合は、ネットの回線やXMのメンテナンス情報も確認してみてください。

MT4がダウンロード、インストールできないときは？

XMのMT4を正常にダウンロード・インストールできない主な原因は次の3つです。

Windows版のPCにMac版のMT4をダウンロードしている
セキュリティ設定が高い
ウイルス対策ソフトを利用している

原因を確認した上で、再度ダウンロード・インストールしてみてください。

XMのMT4でサーバーリストがない場合どうしたらいいですか？

XMのMT4にログインする際、サーバーリストが表示されない場合は、直接入力してサーバーを探してください。

MT4のデモ口座申請画面で「新しいブローカーを追加します」をクリックし、「Trading Point」と入力するとリストになかったサーバーが表示されます。

デモ口座でMT4を利用できますか？

まとめ

今回は、XMでMT4を選ぶメリット・デメリットやデバイス別のMT4ダウンロードからログイン方法について解説しました。

XMではMT4とMT5どちらも利用できますが、MT4はMT5と比べてカスタムインジケーターやEA（自動売買）の種類が豊富で、特に自動売買取引に向いています。

MT4はスマホでも利用でき、インストールさえしておけば移動中や外出先でも気軽に取引できます。

XMで積極的にカスタムインジケーターを使いたい方やEAを使った自動売買取引をしたい方は、本記事を参考にMT4を利用してみてください。

筆者がおすすめする海外FX業者XM

XMの詳細
オススメ度	★★★★★
最大レバレッジ	1,000倍
ロスカット水準	20％
ゼロカット	〇
最低取引枚数	最低入金の設定なし
ドル円スプレッド	1.6pips～
手数料	無料
日本語サポート	電話・メール・ライブチャット