海外FXで出金拒否が起こったときの対処法とは?安全な海外FX業者もご紹介

2024.05.29

海外FXは安全性・信頼性に不安がある業者が多く、利用するのが怖い方も多いでしょう。

実際にマイナーな業者や信頼性の低い業者では、理不尽な理由で出金拒否を行い、顧客の資金を持ち逃げするケースも少なくありません。

しかし、出金拒否されるのは全て業者に問題があるわけではなく、トレーダーに原因があるケースもあります。

本記事では、海外FXで出金拒否が起こった時の原因とその対処法を紹介します。
出金拒否になりにくいおすすめの海外FX業者も紹介するので、どの業者を選べばよいかわからない方はぜひ参考にしてください。

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海外FX業者の出金拒否の実際

まずは、海外FX業者の出金拒否があるのかについて解説していきます。

出金拒否をする海外FX業者は存在する?


実際に、海外FXで出金拒否をしている業者は存在します。

そもそも出金拒否とは、海外FX業者が顧客の入金した資金、または取引で得た利益の出金依頼を拒否する行為のことです。

出金を拒否する理由は様々ですが、業界として出金拒否は一般的に行われているのが現実です。


海外FXの出金拒否とはどんな時起こるのか?


海外FX業者が出金拒否対応をする基準は、各社で異なりますが、大きく下記2つのパターンに分けられます。

  • 悪徳業者が不当な理由で出金拒否・遅延をしている
  • 顧客の取引手法に問題があり出金拒否・遅延をしている

評判の良い業者で出金拒否・遅延が起きた場合は、取引手法に問題があるケースが多いです。

業者が禁止している取引手法を行った場合には、出金拒否だけでなく口座凍結などの重いペナルティが課せられることもあります。

どんな業者が出金拒否をするのか?


出金拒否は金融ライセンスを持っていない業者がするケースが多いです。

金融ライセンスとは、各国の金融庁が定める一定の基準を守れているかの証明になり、金融ライセンスを取得している業者は比較的安全性が高いです。

多くの海外FX業者は金融ライセンスを取得して運営していますが、中には金融ライセンスを取得せずに運営している業者もあります。

金融ライセンスも取得しない悪徳業者は、もともと詐欺行為のために設立された可能性が高く、出金拒否をする可能性が高いのです。

FX業者の問題で海外FXで出金拒否が起こった場合


海外FXの出金拒否にはFX業者に問題があるケースとトレーダーに問題があるケースがあります。
まずは、FX業者の問題で出金拒否が起こった3つの例を見ていきましょう。

悪徳な海外FX業者が故意に出金を拒否している


海外FX業者の中には、悪徳な業者も存在し、故意に出金拒否をしている可能性があります。

具体的には、以下のような事例があります。

  • 口座開設ボーナスが受け取れない
  • 一方的にアカウントが削除された
  • 問い合わせしても対応してもらえない

悪質な海外FX業者による出金拒否は、その後一切取引ができなくなったり、口座凍結になったりとなる場合が多いです。

業者が倒産した


海外FX業者が倒産すると、預けた資金が戻ってこない可能性があります。

海外FX業者の資金管理には「信託保全」と「分別管理」がありますが、信託保全を採用する業者なら、もし業者が倒産してもトレーダーに資金が100%返金されます。

それに対して、多くの海外FX業者が採用する分別管理の場合は、預けた資金が100%返金されるわけではありません。

そのため、海外FXを利用するときは、倒産しそうにない評判の良い業者、信託保全を採用する業者を見分けることが大切です。

海外FX業者が詐欺行為をしていた


海外FX業者の中には、意図的に詐欺行為をする悪徳業者が存在します。

派手すぎるボーナスや条件が良すぎる取引環境でユーザーを集客し、理不尽な理由で出金拒否をするといった事例も少なくありません。

特に業者の見分けができない海外FX初心者の方は、騙されやすいので注意が必要です。

詐欺行為に巻き込まれないためにも、マイナーな業者ではなく評判の良い大手の業者を利用しましょう。

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トレーダー側の問題で海外FXで出金拒否が起こったケース


続いては、トレーダー側の問題で海外FXで出金拒否が起こったケースを6つ紹介します。

ボーナスの出金条件を満たしていない


海外FXには取引に使える豪華なボーナスがもらえる業者がたくさんありますが、ボーナスは出金条件を満たさないと出金できません。

ボーナスを実施している業者では、ボーナス自体の出金は基本的にできません。

また、ボーナスを使って得た利益については、条件なく出金できる業者と取引回数や取引ロット数などを出金条件として定めている業者の二つがあります。

ボーナスの出金条件については各業者で異なるので、利用前に必ず確認しましょう。

入金と違う方法で出金しようとしている


海外FXによって利用できる入出金方法は異なりますが、どの業者も基本的に「入金した金額と同額は入金時と同じ方法で出金しなければいけない」というルールがあります。

例えば、5万円クレジットカードで入金した場合は、5万円の出金まではクレジットカードで行わなければいけません。

このルールを守らず、他の方法で出金しようとすると拒否されてしまう可能性が高いです。

まずは利用している業者の出金ルールを確認して、入金時と同じ方法で出金申請してみましょう。

口座をまたいだ両建てを行なった


海外FXでは基本的に口座をまたいだ両建てを禁止しており、禁止している両建てを行うと出金拒否されてしまうことがあります。

口座をまたいだ両建てとは、口座を2つ開設し、それぞれの口座で同じ通貨ペアの「買い」と「売り」ポジションを持つ取引です。

口座をまたいだ両建ては、海外FXのゼロカットシステムを悪用して確実に利益出せてしまうため、禁止されています。

  • 同一業者の複数口座での両建て
  • 複数業者間での両建て

複数口座を運用していると、意図せず口座をまたいだ両建てになってしまう恐れがあるので注意しましょう。

アービトラージをしてしまった


海外FXでは基本的にアービトラージを禁止しています。

アービトラージとは、同一の価値を持つ商品で、価格差を狙って確実に利益を出す行為です。

アービトラージとゼロカットシステムを併用することで、投資家はリスクなく利益を確保できてしまう一方で、FX業者は大きな損失になりかねません。

そのため、多くのFX業者がアービトラージを禁止しているのです。

サーバーの脆弱性を突いたトレードを行なった


海外FXでは、基本的にシステムのエラーや遅延を狙ったトレードを禁止しています。

特に注文が殺到しやすい時間帯は、サーバーがエラー・遅延しやすく、その穴を上手く突けばトレーダーが利益を出しやすくなります。

たとえ利益が出たとしても無効になり、出金拒否・利益没収になってしまう可能性が高いです。

なお、利益は没収されても損失が補填されることはないので、やるメリットはないでしょう。

月曜日の窓開け狙いのトレードをしている


海外FX業者の中には、作為的な窓開け狙いのトレードを禁止している場合があり、この禁止事項を破ると出金拒否されてしまうことがあります。

窓開けとは、金曜日の終値と月曜日の始値に差が生まれることを言います。

月曜日に窓開けした相場では、その窓を埋めに行く動きをしやすく、為替市場の動きを予測しやすいため、業者側は窓開け狙いのトレードを嫌がります。

窓狙いで得た利益は無効だとみなされ、出金拒否されてしまうケースが多いのです。

海外FX業者で出金拒否が起こった際の対処法


ここでは、海外FX業者で出金拒否が起こった際の対処法を5つ紹介します。

カスタマーサポートに連絡する


海外FXで出金拒否が起こった場合は、まず業者のカスタマーサポートに連絡して原因を確認しましょう。

出金拒否された原因がトレーダー側にある可能性もあるため、サポートに問い合わせるのが問題を早く解決するための一番の近道です。

トレーダー側に問題がある場合は、出金拒否の原因を教えてもらえるはずです。

詐欺業者の場合はまともに対応してもらえない可能性があるので、その場合は次に紹介する方法を試してみてください。

紛争解決センターに相談する


金融ライセンスを取得している海外FX業者であれば、ライセンスを取得している国の紛争解決センターに相談する方法もあります。

紛争解決センターに相談する場合、解決にかかる費用は海外FX業者が負担することになるため、費用は一切かかりません。

万が一、紛争解決センターからの依頼を無視した場合はライセンスのはく奪になり得るので、業者は基本的に対応してくれます。

ただし、基本的に海外FX業者は海外の金融ライセンスを取得しており、問い合わせは現地の言語になるため、ハードルの高さはデメリットと言えるでしょう。

国民生活センターや金融庁に相談する


国民生活センターや金融庁はFXを含む「投資詐欺」の相談ができます。
海外FX業者の詐欺の疑惑がある場合は、専門機関も紹介してくれるため安心です。

一人で抱え込まずに、国民生活センターや金融庁の相談窓口で相談してみましょう。

弁護士に相談する


法律の専門家でもある弁護士に相談して、返金手続きをしてもらう方法もあります。

弁護士に相談すれば、海外FX業者とのやり取りや返金手続きを代わりに行ってくれ、手間を省けるのがメリットです。
詐欺業者から返金してもらうのは難しいですが、決済を代行した業者から賠償金を請求できる可能性はあります。

ただし、弁護士へ支払う費用も高額になるため、被害額が高額になった場合のみ検討しましょう。

警察に相談して被害届を提出する


海外FXで出金拒否・詐欺被害に遭った場合、警察に相談して被害届を提出する方法もあります。
詐欺行為は犯罪なので、警察に届け出をすれば対応してくれます。

ただし、内容によっては対応してもらえないケースもあり、返金される保証もありません。

その場合は、気軽に相談できる国民生活センターに相談してみるのが良いでしょう。

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出金拒否になりにくいおすすめ海外FX業者5選


ここでは、出金拒否になりにくいおすすめ海外FX業者を5社紹介します。
どの業者を選べばよいかわからない方はぜひ参考にしてください。

XMTrading

XM Trading


XMTradingは最も日本人に人気がある海外FX業者です。
10年以上の運営歴があり、複数の金融ライセンスを保有しています。

NDD方式で取引の透明性も高く、規約違反をしない限りは出金拒否の心配がありません。
入出金は24時間以内、遅くても2営業日以内に振り込まれるため安心して利用できるでしょう。

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Exness


Exnessはグループ全体で複数の金融ライセンスを取得している海外FX業者です。
取引における禁止事項が少なく、他社で禁止されているような口座をまたいだ両建てやアービトラージも認められています。

また、入出金スピードにも定評があり、出金申請した翌日には反映されることが多いです。
Exnessには魅力的なボーナスこそありませんが、信頼性が高くハイスペックな環境で取引したい方におすすめです。

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Axiory

Axiory


Axioryは、狭いスプレッドと高い約定力が魅力の海外FX業者です。
取引コストが他社よりも大幅に抑えられるので、スキャルピングをメインに行う方に向いています。

金融ライセンスを保有しており、分別管理も徹底しているため、安全性と信頼性が確保されています。
日本語のサポート体制も完備されていて、レスポンスが早く丁寧で、トレーダーからの信頼も厚い業者のひとつです。

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iFOREX


iFOREXは複数の金融ライセンスを保有している海外FX業者です。
1996年に創業した老舗ブローカーで、日本人トレーダーからも人気があります。

不正な出金拒否の噂がなく、出金拒否の原因はトレーダーの規約違反であることがほとんどです。
なお、iFOREXはスキャルピングや自動売買を禁止している数少ない業者なので、規約違反には注意しましょう。

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BigBoss


BigBossはハイレバレッジ・豪華なボーナスキャンペーンが魅力の海外FX業者です。
金融ライセンスを保有しており、スキャルピングやEA(自動売買)に制限がありません。

過去に出金拒否や利益没収の悪評もなく、安心して利用できます。
サポートも日本語対応で丁寧と評判なので、海外FX初心者の方にもおすすめです。

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出金拒否を行いそうな海外FX業者の見分け方


ここでは、出金拒否を行いそうな海外FX業者の見分け方を5つ紹介します。

金融ライセンスを保有しているか


金融ライセンスを保有しているかは必ず確認しましょう。
金融ライセンスを保有している海外FX業者は、国の金融規制機関から指導や管理を受けています。

つまり、金融ライセンスを保有しているということは公的な認可であり、安全性と信頼性が担保されているということです。
自分の大切なお金を預けても問題ないかを確認するためにも、金融ライセンスを保有しているかは重要な要素の一つです。

運営歴が長く会社に実態がある


会社の運営歴が長いFX業者は安全性が高い傾向にあります。
目安として、10年以上の運営実績があれば信頼できる業者と言えるでしょう。

また、実態がないペーパーカンパニーではなく、実際にオフィスがあり会社の実態が確認できる業者の方が安全です。

例えば、XMやExnessはキプロスにオフィスを構えており、従業員が多く在籍しています。

過去に出金拒否などの噂はないか


出金拒否や詐欺をする業者の情報はネットやSNSで出回るので、利用前に出金拒否など悪い噂がないか確認しましょう。

口コミの中にはトレーダー側に原因があって出金拒否されている場合もありますが、悪い噂が多い業者はリスクも大きいので、利用は避けるべきです。

トラブルになってからでは遅いので、事前にしっかりと業者の口コミを確認しておきましょう。

信託保全や分別管理、保証制度を導入しているか


信頼性・安全性が高いFX業者は資金管理も徹底的に行っているため、信託保全や分別管理+保証制度を導入しています。

多くの海外FX業者は分別管理を導入しており、信託保全を導入する業者は少ないです。

信託保全は万が一業者が倒産した場合でも、預けたお金が100%返金されるので安心して利用できます。

分別管理は返金される保証はなくそこまで信頼できるものではありませんが、分別管理に加えて保険に加入している業者は資金管理がしっかりしていると言えます。

日本語でのサポートがあるか


万が一のトラブルに備えて、日本語でのサポートがあるかも確認しましょう。

サポートが日本語に対応していない場合、トラブル発生時に満足のいくサポートが受けられず解決できない可能性が高いです。

日本語対応してもらえると、話が正確に伝わりスムーズに問い合わせできます。

なお、日本語サポートがあってもただ翻訳機で翻訳したものを返信する業者もあるため、日本人スタッフがいるとより良いです。

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海外FXの出金拒否に関するよくある質問


海外FXの出金拒否に関するよくある質問をまとめました。

海外FXの出金詐欺は返金されますか?

返金される可能性もゼロではないですが、可能性はかなり低いです。

海外に拠点を置く業者だと警察も対応してくれないことも多いですが、国民生活センターや弁護士に相談してみることをおすすめします。

出金詐欺に遭わないように、安全性が高い業者を選ぶことが大切です。

国内FXで出金拒否はありますか?


国内FXではFX業者側の問題で出金拒否される心配はありません。
ただし、スキャルピングや両建てなど規約違反をすると出金拒否される可能性があるので、ルールは守りましょう。

出金拒否されたときの利益に対する税金はどうなりますか?


出金拒否で損益に計上されていなければ、確定申告は不要になります。
ただし、損益に計上されていている場合は確定申告が必要になる場合があります。

詳しくは税理士や管轄の税務署に相談しましょう。

海外FX業者で1億円以上の出金は可能ですか?


主要な海外FX業者では、1億円以上の出金が可能です。
実際に「XMTrading」「Exness」「AXIORY」は1億円以上の出金事例もあります。

まとめ

今回は、海外FXで出金拒否される原因とその対処法、おすすめの海外FX業者について紹介してきました。
海外FXは安全性・信頼性に不安がある業者が多く、悪い噂も多いです。

実際に信頼性の低い詐欺業者を利用してしまうと、理不尽な理由で出金拒否されるケースも少なくありません。

不当に出金拒否されないためにも、本記事で紹介したおすすめ業者から1社選んでFXを始めてみることをおすすめします。

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