仮想通貨FXで追証がないのには裏がある?理由やおすすめの取引所を紹介

2024.06.21

海外の取引所では、仮想通貨FX(ビットコインFX)を行うときに追証が発生しません。

ゼロカットシステムを採用しているため、借金のリスクなく、安心して仮想通貨FXに取り組めます。

しかし、「追証がないのには裏があるのではないか」と不安に思う方もいるでしょう。

本記事では、仮想通貨FXで追証がない理由やゼロカットシステムの仕組み、おすすめの取引所について紹介していきます。

低リスクで仮想通貨FXを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証

まずは、仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証について概要や仕組みについて解説していきます。

仮想通貨FX(ビットコインFX)で追証が発生する仕組み

仮想通貨FX(ビットコインFX)における追証とは、取引の損失によって証拠金が不足したときに、証拠金を追加で入金しなければいけない状態のことです。

仮想通貨FXではレバレッジを利用して取引を行うため、証拠金以上の金額で取引できます。

レバレッジを使うことで大きなリターンが狙える分、予想と反対に動いた場合は証拠金を上回る損失になる可能性もあります。

このような状況で、各業者が定める証拠金維持率の水準を下回ると追証が発生し、トレーダーは追加で証拠金を入金しなければいけません。

追証が払えないと借金を背負うことになる

仮想通貨FXで追証が発生すると、トレーダーは追加で証拠金を入金する必要があります。

しかし、追加の証拠金を入金できない場合はポジションが強制的に決済され、損失が確定します。

そしてこの損失が証拠金を上回ると、借金を背負うことになってしまいます。

なお、海外取引所では追証がないため、借金を背負うリスクがありません。

海外取引所が追証なしを採用するのはなぜ?

海外取引所が追証なしを採用するのは、トレーダーの取引量が取引所の収入源になっているからです。

国内取引所と海外取引所では収入源が異なり、海外取引所の多くは取引時のスプレッド(手数料)が収入源です。

つまり、トレーダーに取引をたくさんしてもらうほど収入が増えます。

追証なしにしてトレーダーが安心して取引できる環境を作ることで、取引所としても収益が上がる仕組みを作っているのです。

仮想通貨FX(ビットコインFX)のゼロカットシステム

海外取引所では、仮想通貨FX(ビットコインFX)を行う際にゼロカットシステムが導入されています。

ここでは、ゼロカットシステムの基礎知識や執行されるタイミング、ロスカットとの違いなどについて網羅的に解説します。

ゼロカットシステムとは

ゼロカットシステムとは、急激な価格変動等によって口座がマイナスになったときに、マイナス残高を取引所側が補填してくれるシステムです。

入金額以上の損失が発生することがないため、トレーダーは安心して取引できます。

ゼロカットシステムは海外取引所では採用されていますが、国内取引所では採用されていません。

ゼロカットシステムが執行されるタイミング

ゼロカットシステムが執行されるタイミングは、口座残高がマイナスになった時です。

中にはボーナスなどを提供している業者もありますが、このボーナス(クレジット)も合わせてマイナスになった時に初めてゼロカットシステムが執行されます。

つまり、口座残高が無くなっても、ボーナス(クレジット)が口座に残っている場合は、ゼロカットシステムが執行されません。

また、基本的にゼロカットシステムは自動で執行されますが、業者によっては申請が必要なケースもあるので、各業者のルールを確認しましょう。

ロスカットとの違い

ゼロカットシステムに似た名前に「ロスカット」がありますが、仕組みは全く異なります。

ロスカットとは、含み損が拡大したときにFX業者が強制的にポジションを決済するシステムです。

ロスカットは証拠金維持率が一定水準以下になったときに執行されます。

ちなみに、ゼロカットシステムは海外取引所にしかない仕組みですが、ロスカットは国内取引所でも取り入れられています。

日本でゼロカットシステムが禁止されている理由

仮想通貨FXのゼロカットシステムはトレーダーにとってメリットが多い制度ですが、国内取引所ではゼロカットシステムを導入している取引所がありません。

なぜなら、日本ではゼロカットシステムが法律で禁止されているからです。

日本の法律では、トレーダーの損失分を取引所側が補填する行為を禁止しています。

海外取引所で採用されているゼロカットシステムは損失の補填と見なされるため、国内取引所では導入できないのが現状です。

仮想通貨FXで追証なしのおすすめ取引所5選

仮想通貨FXで追証なしのおすすめ取引所を5社紹介しますので、取引所選びの参考にしてください。

BYBIT

BYBITはシンガポールに拠点を置く仮想通貨FXに特化した取引所です。

500種類以上の仮想通貨に対応しており、メジャーな銘柄からマイナーな銘柄まで取引できるのが特徴です。

最大100倍のレバレッジは他の海外取引所と比べてやや低いものの、ゼロカットシステムを採用しているため、追証が発生するリスクがありません。

また、期間限定の口座開設ボーナスキャンペーンも開催しており、自己資金なしで仮想通貨FXを始められます。

世界的に有名な海外取引所で、初めての方でも安心して利用できます。

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XM

XMは日本人に人気No.1の海外FX業者で、50種類以上の仮想通貨の取り扱いがあります。

2022年からビットコインをはじめとした仮想通貨FXができるようになり、最大500倍のレバレッジを使った取引が可能です。

中でもKIWAMI極口座を利用すれば、仮想通貨を低スプレッド・手数料無料で取引できます。

さらに、高額の口座開設ボーナスが用意されており、自己資金を一切入金することなく仮想通貨FXを始められます。

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FXGT

FXGTは為替と仮想通貨の両方を最大1,000倍のレバレッジを使って取引できるハイブリットブローカーです。

仮想通貨取引専用の口座タイプも用意されており、仮想通貨FXを始めるにはこれ以上ない環境が整っています。

ゼロカットシステムが採用されているため、ハイレバトレードでも追証のリスクはありません。

さらに15,000円の口座開設ボーナスをはじめ、ボーナスキャンペーンがたくさん用意されているため、できるだけ自己資金を使いたくない方におすすめです。

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BigBoss

BigBossはハイレバレッジと豪華なボーナスが魅力の海外FX業者です。

15種類の仮想通貨に対応しており、最大レバレッジは一律50倍です。

レバレッジは他社と比べて低めですが、最大2倍の国内取引所よりは高いレバレッジを使えます。

また、スプレッドが狭く、新規注文から5分以内に決済しなければ手数料が一切かかりません。

5分以上の取引であれば、コストを抑えて効率的に利益を出すことができます。

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Exness

Exnessは無制限レバレッジ・低スプレッドが特徴の海外FX業者で、FXの取引量は世界1位を誇ります。

仮想通貨FXの最大レバレッジは400倍に制限されるものの、それでも他社よりもハイレバトレードが可能です。

なお、Exnessはスプレッドの狭さや約定力など取引環境に力を入れているため、、常時開催のボーナスキャンペーンはありません。

取引を始めるには自己資金が必要ですが、高いレバレッジと低スプレッドを活かしてスキャルピングをしたい方にはExnessがおすすめです。

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仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証に関する注意点

ここでは、仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証に関する注意点を3つ紹介します。

ゼロカットシステムに甘えない

海外取引所で仮想通貨FXをやる際には、ゼロカットシステムに甘えてはいけません。

ゼロカットシステムにより入金額以上の損失は出ませんが、その恩恵に甘えすぎてしまうと仮想通貨FXに関する勉強が疎かになり、何度も同じ失敗をしてしまうでしょう。

たとえ1回の入金額が少なかったとしても、何度も同じ失敗を繰り返すとゼロカットシステムがあっても無駄な損失が増えてしまいます。

ゼロカットシステムはあくまでセーフティーネットとして活用することが大切です。

ゼロカットシステムを悪用した取引で追証が求められることも

基本的に海外取引所ではゼロカットシステムがあり、借金のリスクはありません。

しかし、取引所の禁止事項にふれる取引などを行った場合には、規約違反として追証が求められることもあります。

具体的には、複数業者間の両建てやアービトラージ取引、ゼロカットシステムを悪用した取引などは多くの海外取引所で禁止されている行為です。

規約違反の取引を行うと追証が求められたり、口座を凍結させられたり、重いペナルティが課せられるので注意しましょう。

マイナス分を別口座から補填される場合もある

ゼロカットシステムを採用する海外取引所の中には、ゼロカットになる前にマイナス分を別口座から補填する方式をとっているケースがあります。

基本的にゼロカットシステムは口座ごとに適用されるため、複数口座を運用していたとしても別口座のマイナス分を補填する必要はありません。

しかし、ゼロカットシステムがアカウントタイプで適用される取引所の場合、他の口座に入っていた残高まで使われてしまいます。

そのような取引所では、想定外の大きな損失になってしまうことがあるので注意しましょう。

仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証についてよくある質問

仮想通貨FX(ビットコインFX)の追証についてよくある質問をまとめした。ぜひ参考にしてください。

仮想通貨FX(ビットコインFX)では元本割れのリスクはある?

仮想通貨FX(ビットコインFX)では日々価格が変動しているため、元本割れのリスクはあります。

仮想通貨FXに限らずどの投資でも同じリスクはあります。

元本割れのリスクがあるため、余剰資金を使って投資することが大切です。

追証が払えないと借金が発生する?

仮想通貨FX(ビットコインFX)で発生した追証が払えないと、差し押さえの対象になるなど借金につながることもあります。

リスク管理を徹底して、追証されないように工夫する、追証なしの取引所を利用するなどの対策が必要でしょう。

追証とロスカットはどう違う?

ロスカットは損失の拡大を防ぐために、保有中のポジションを全て強制的に決済する仕組みのことをいいます。

相場の状況によって、ロスカットルールが執行された場合でも預託した証拠金以上の損失が発生したときに請求されるのが追証です。

海外取引所で追証なしなのは何か裏がある?

海外の取引所では、トレーダーに長く・多く取引してもらうために追証なしを採用しています。

国内取引所とは異なり、取引するときのスプレッド(手数料)が収入源となっているため、追証なしで安心して取引できる環境を作っているのです。

そのため基本的に裏はありませんが、信頼性の低いマイナーな取引所ではまれに追証を請求される恐れがあるので注意しなければいけません。

できるだけ本記事で紹介した取引所をはじめ、信頼性・安全性の高い取引所を利用しましょう。

追証なしの業者を選ぶ際のポイントは?

海外取引所では基本的にゼロカットシステムが採用されているため、追証のリスクがありません。

追証なしの業者の中から選ぶ際は、金融ライセンスの有無や銘柄の種類、サポート内容、取引手数料などを総合的に比較することが大切です。

特に重要視したいポイントに絞って探すと自分に合った最適な業者が見つかるでしょう。

まとめ

今回は、仮想通貨FXで追証がない理由やゼロカットシステムの仕組みについて解説してきました。

ボラティリティが大きい仮想通貨ではハイレバレッジ・急な価格変動によって証拠金以上の損失が出る可能性があります。

国内の取引所では追証が発生しますが、海外の取引所ではゼロカットシステムがあるため、追証のリスクはありません。

これから仮想通貨FXを始める方は、追証が発生しない海外の仮想通貨取引所を利用しましょう。

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これはつまり、仮想通貨FXのメリットを最大化させ、かつそこに乗っかるリスクを最小化させることを意味します。
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