ThreeTrader両建ては危険？損しないために知っておくべきこと

ThreeTrader（スリートレーダー）では両建てが禁止されていません。

両建てとは、同じ通貨ペアの売り・買いポジションを同時に保有する取引手法のことです。

ThreeTraderで両建てすると、大きな損失やロスカットを回避できる可能性があります。

本記事では、ThreeTraderの両建てのやり方やルール、注意点を解説します。

ペナルティを受けないためにも、ThreeTraderの両建てルールを理解してから取引を始めましょう。

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ThreeTrader（スリートレーダー）では両建ては禁止されていない

まず、前提としてThreeTrader（スリートレーダー）では両建ては禁止されていません。

そのため、ThreeTraderで両建てしても規約違反となることはありません。

両建て取引について解説

両建てとは、同じ通貨ペアの売り・買いポジションを同時に保有する取引手法のことです。

両建てをすることで、含み益と含み損は相殺されるため、急激な価格変動に対するリスクヘッジになります。

ThreeTraderでは両建てが認められていて、別口座や別業者を使った両建ても可能です。

スキャルピングや自動売買も可能

ThreeTraderでは両建て以外にもスキャルピングや自動売買も可能です。

禁止されている手法も少ないため、多様な取引手法を試すことができます。

ThreeTraderは業界トップクラスの低スプレッド・取引手数料が特徴の海外FX業者です。

そのため、スキャルピングや自動売買をメインに使っているトレーダーからも人気があります。

ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てに関するルール

ここでは、ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てに関するルールを紹介します。

同じ口座内での両建て取引

ThreeTraderでは、同じ口座内の両建て取引が認められています。

例えば、ThreeTraderのPUREスプレッド口座を開設して取引するとします。

• ドル円の買いポジションを1ロット保有する
• 同じ口座内でドル円の売りポジションを1ロット保有する

上記のような両建て取引をしても問題ありません。

この両建て取引はほとんどの海外FX業者で認められています。

複数口座間の両建て取引

ThreeTraderでは、複数口座間の両建て取引が認められています。

1アカウント最大5つまで追加口座を開設できますが、複数口座間の両建ては可能です。

例えば、ThreeTraderで口座Aと口座Bを開設して、運用するとします。

• 口座Aではドル円の買いポジションを1ロット保有する
• 口座Bではドル円の売りポジションを1ロット保有する

上記のような両建てはほとんどの海外FX業者で禁止されていますが、ThreeTraderでは禁止されていません。

そのため、他の海外FX業者よりも戦略の幅が広がります。

他社口座間での両建て取引

ThreeTraderでは、他社口座間の両建て取引が認められています。

例えば、ThreeTraderとExnessの口座をそれぞれ開設して運用するとします。

• ThreeTraderの口座ではドル円の買いポジションを1ロット保有する
• Exnessの口座ではドル円の売りポジションを1ロット保有する

このようにThreeTraderと他業者をまたいだ両建ても認められています。

しかし、ThreeTrader以外に他社口座間での両建て取引を認めている業者は、ほとんどありません。

ThreeTraderでは良くても他の海外FX業者で規約違反となる可能性があるので、ご注意ください。

ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てを使った取引手法

ここでは、ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てを使った取引手法を紹介します。

両建てでリスクヘッジ

相場の急変動に巻き込まれると、プロでも相場を正しく予測することは難しいです。

このような時、保有しているポジションと反対方向のポジションを持つことで、リスクヘッジになります。

同じロットで両建てすれば、どんなに大きな値動きをしても利益と損失が相殺され、損益は変動しません。

また、保有していたポジションよりも少ない反対ポジションを取る場合であっても、損失を小さく抑えることができます。

スイングトレードと両建て

スイングトレード時にも両建てを活用できます。

中長期で保有しているポジションで大きな価格変動が予想される場合に、両建てを行うことで、リスクを一時的に緩和することが可能です。

例えば、ドル円が長期的には上がると予想して買いポジションを保有しているとします。

しかし、一時的に大きく下落することが予想される場面では、売りポジションも保有することで、損失の拡大を防ぐことができます。

なお、スイングトレードと併用した両建ては、つなぎ売りやつなぎ取引とも呼ばれています。

ThreeTrader（スリートレーダー）で両建てするメリット

ここでは、ThreeTrader（スリートレーダー）で両建てするメリットを4つ紹介します。

同一口座内の両建ては必要証拠金0

ThreeTraderの同一口座内で両建てを行うとポジションの必要証拠金が0になります。

必要証拠金が0というのは、ポジションを持っていない状態と同じです。

証拠金に余裕ができるため、新たにポジションを持つこともできます。

ただし、必要証拠金が0になるのは同ロットでの両建てのみで、異なるロット数での両建てには証拠金が必要となるのでご注意ください。

最大レバレッジ1000倍で利益を狙いやすい

ThreeTraderの最大レバレッジは1,000倍で利益を狙いやすいです。

レバレッジが高いことで資金効率が高まり、少額の資金でも大きな利益を狙えます。

ただし、ロットを上げすぎると証拠金維持率が低くなりロスカットリスクが高まります。

小さいロット数から徐々に上げていくのが望ましいです。

損失が限定されるので冷静に判断できる

ThreeTraderで両建てを行うことで含み損益が固定されるため、ポジションを保有したまま相場の様子見ができます。

価格がどちらに動いても、それぞれのポジションの利益と損失が同じ額だけ動くからです。

ポジションを決済したのと同じ状況となるため、冷静に判断できます。

特に乱高下が大きく予測しづらい相場状況では両建てを行い、冷静な状態で今後のトレード戦略を練ることが大切です。

長期と短期両方のポジションを持てる

ThreeTraderで両建てを行えば、保有時間の異なる取引を同時に行えます。

例えば、長期でドル円の買いポジションを持っているとします。

この時、短期的に下落することが予想される場面では、スキャルピングで売りポジションを持つことも可能です。

長期と短期両方の取引手法を組み合わせることで、より大きな利益を獲得するチャンスを得られます。

ThreeTrader（スリートレーダー）で両建てする注意点

ここでは、ThreeTrader（スリートレーダー）で両建てする際の注意点を5つ紹介します。

スプレッドが2倍で取引コストが増加

両建てでは売りと買いで2つのポジションを建てます。

そのため、両建て時にかかるスプレッドが2倍になり、取引コストが増加します。

取引回数を重ねるほど取引コストの負担が大きくなるため、手数料負けしないように注意しましょう。

他業者は両建てを禁止していることが多い

ThreeTraderでは両建て取引が禁止されていませんが、他業者は両建てを禁止していることが多いです。

ThreeTraderを含めて、複数業者での両建てを認めている海外FX業者は次の5社です。

• ThreeTrader
• Exness
• AXIORY
• TitanFX
• Tradeview

複数業者での両建てをしたい場合は、上記5社の中から2社を選んで行いましょう。

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複数口座間での両建てはゼロカット対象外

ThreeTraderでは複数口座間での両建ても認められていますが、ゼロカットの対象外となります。

片方の口座がマイナス残高になっても、ゼロカットされず自分でマイナスを補填しなければいけません。

故意にゼロカットを狙ってなければゼロカットされる可能性もありますが、リスクが高いので注意しましょう。

3倍スワップ狙いの両建てはNG

ThreeTraderでは、日本時間の木曜日に週末分のスワップポイントがもらえます。

通常の3倍のスワップがもらえるため、スワップ3倍デーと呼ばれることもあります。

しかし、ThreeTraderでは、スワップ3倍デーにおいてスワップアービトラージ取引を行うことは禁止されています。

もし禁止事項に該当する取引が発覚すると、ThreeTraderのサポートから連絡が届くのでご注意ください。

タイミングを誤ると損失が拡大しやすい

ThreeTraderで両建てすると損益は固定され、必要証拠金も0なのでロスカットされるリスクはありません。

しかし、ポジションを片方ずつ決済すると証拠金が必要となります。

特に証拠金維持率が低い状態で両建てした場合、含み益のポジションを決済したのと同時に、含み損のポジションがロスカットされてしまいます。

両建てのポジションを片方ずつ決済すると危険なので、必ず同時に決済するようにしましょう。

ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てに関するよくある質問

ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てに関するよくある質問をまとめました。

ThreeTraderの最低出金額はいくらですか？

出金方法	最低出金額	手数料	反映時間
国内銀行送金	1万円	無料	1～3営業日
Bitwallet	1万円	無料	1営業日
USDT（テザー）	1万円	無料	1～3営業日

ThreeTraderでは3種類の出金方法が利用できますが、最低出金額は1万円です。

最低出金額に満たないリクエストは拒否されてしまうのでご注意ください。

スリートレーダーで口座を何個まで持つことができますか？

ThreeTraderでは、最大5つまで追加口座を開設することができます。

複数口座を開設すると、口座タイプやトレード手法ごとなど様々な使い分けが可能です。

また、資金を各口座に分散しておけば、万が一取引に失敗してロスカットされても、損失を最小限に抑えることができます。

両建てを行う際にどのようなリスクがありますか？

両建ては次のようなリスクがあります。

• スプレッド拡大により取引コストが増加する
• マイナススワップが発生する
• 同時に解除しないと証拠金が必要になる

両建てした後も放置したりせずに、定期的にポジションの確認を行うことが大切です。

両建てを行う際の資金管理はどうすれば良いですか？

証拠金維持率が低い状態での両建てはリスクが高いです。

ThreeTraderでは証拠金維持率が20%以下になるとロスカットが執行されます。

最低でも、証拠金維持率を200%以上を保てるようなロットで取引することが大切です。

ThreeTraderはEAを使って両建てしても大丈夫ですか？

ThreeTraderはEAを使って両建てしても問題ありません。

EAを使うと、24時間いつでも取引できるのが特徴です。

ただし、他の海外FX業者も併用する場合、意図せず複数口座間の両建てに該当する可能性があるのでご注意ください。

ThreeTraderと国内FX業者で両建て取引できますか？

ThreeTraderでは両建てに関する制限がありません。

そのため、両建てを禁止していない国内FX業者であれば、ThreeTraderとの両建てに活用できます。

両建てした場合の税金はどうなりますか？

ThreeTraderで両建てすると利益の繰り延べができ、節税につながります。

FX取引ではポジションを決済して初めて利益が発生し、その利益に対して税金がかかります。

しかし、利益を翌年以降に繰り延べれば、その年の税金を支払う必要はありません。

例えば、年末時点で多くの含み益を抱えている場合、両建てしておくことでその含み益を確保しつつ、税金を翌年以降に先延ばしできるのです。

まとめ

本記事では、ThreeTrader（スリートレーダー）の両建てのやり方やルール、注意点について解説してきました。

ThreeTraderは他の海外FX業者と比べて、両建ての禁止事項が少なく、複数口座や複数業者の両建ても認められています。

禁止事項が少ないため、取引の幅が広がり利益を出しやすいです。

リスクヘッジで活用されることが多い両建てですが、「取引コストが増加する」「タイミングを誤ると損失が拡大しやすい」などの注意点もあります。

両建てのメリット・デメリットを理解した上で、必要に応じて両建てを活用しましょう。

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