MT4/MT5はWindows環境を想定して作られており、Macには対応していません。
そのためMacユーザーの方にはMT4/MT5を使用するのを断念している人も多いかと思います。
しかし諦めないでください。まだMacでMT4/MT5を使う方法はいくつかあります。
本記事では、MacでMT4/MT5を使う5つの方法とメリット・デメリットを紹介します。
MacでMT4/MT5を使う5つの方法
MT4/MT5はWindowsを推奨環境にしています。よってMacでMT4/MT5を使用するには、Mac内でWindows環境を用意してあげる必要があります。
MacでMT4/MT5を使う5つの方法
- 最新OS「Sonoma」対応の海外FX業者のMT4/MT5を利用する
- BootCampを使いMacをWindowsに切り替える
- 仮想化ソフトを使いMacにWindows環境を用意する
- VPS(仮想専用サーバー)を利用する
- ブラウザ上で動作するウェブトレーダーを利用する
1. 最新OS「Sonoma」対応の海外FX業者のMT4/MT5を利用する
一番手っ取り早い方法が、海外FX業者のMac対応のMT4/MT5を利用する事です。海外FX業者のサイトからMac対応MT4/MT5をダウンロードするだけです。
ただこれには少々問題があります。
それは、2019年10月にリリースされた、Macの最新OS「Sonoma」では海外FX業者が提供している「Mac対応MT4/MT5」は利用できないという点です。
理由としては、最新OSが32bitアプリが使えないため、32bitの「wine」系アプリを使用しているMac対応MT4/MT5は使えなくなったからです。
この問題は「wine」系アプリが「Sonoma」に対応するのを待たなければいけず、各海外FX業者の対応が期待されます。
なお2021年現在、海外FX業者のXMにおいてはSonoma対応のMac版MT4・MT5がリリースされています。
OSを「Sonoma」へアップデートしてないのなら、Mac対応MT4/MT5も問題なく使用できます。既にアップデートしている場合、ダウングレードするという手段もありますが、こちらは非常に手間であまりおすすめできません。
海外FX業者のMac対応MT4/MT5のデメリット
- 「Sonoma」に対応済みの海外FX業者(XM Trading)を利用する必要がある
- 文字化けする場合がある
2. Boot Campを使いMacをWindowsに切り替える
2つ目は「Boot Camp」というアップルが作成・無料配布しているソフトウェアを利用する方法です。
Boot Campを使うことで、Macを起動する際にMac OSとWindows OSを切り替えることができます。Boot Camp をインストールするには以下の記事が役に立ちます。
デメリットは起動時にMacかWindowsを選ぶためMacを同時に利用できないという事です。
またWindows OSは購入する必要があり費用がかさんでしまうのが難点です。(18,000円程度)
「OSくらいならいいけどWindowsPCを買う程ではない」という場合は選択肢に入ります。ですが必要な時にわざわざ切り替える作業は煩わしくあまりおすすめはできません。
Boot Campのメリット
- BootCampはアップルが作成・配布しているので安心感がある
Boot Campのデメリット
- 起動時にWindowsに切り替えるためMacとMT4/MT5を同時利用できない
- Windows OSは購入する必要がある
3. 仮想化ソフトを使いMacにWindows環境を用意する
3つ目は「Parallels Desktop for Mac」、「VMware Fusion」といった「仮想化ソフト」を使ってMac でWindows環境を用意する方法です。
「仮想化ソフト」と聞くとなんだかややこしいかんじですが、イメージとしてはMacでWindows版ソフトをMac版ソフトとして使っているのを想像してください。
こちらはBoot Campのように起動時にどちらかに切り替えるといった手間はいらず、MacとWindows同時に利用できます。ParallesはSonomaのアップデートにも対応済で、今回紹介する方法の中では一番安定した方法と言えるでしょう。
非常に快適に利用することができますが、Windows OSと仮想化ソフトを両方揃える必要があります。(合わせて2万5,000円程度)
仮想化ソフトのメリット
- 切り替えの必要がなくMacとWindows同時に利用できる
- 動作が安定している
仮想化ソフトのデメリット
- Windows OSと仮想化ソフトどちらも用意する必要があるため費用がかかる
4. VPS(仮想専用サーバー)を利用する
4つ目はVPS(仮想専用サーバー)を利用する方法です。本格的にFXを利用する人におすすめです。
VPSとはVirtual Private Serverの略で仮想専用サーバーのことです。
MT4を自分のPCやスマートフォンから自由に操作し、電気代やPCの酷使などを心配することもなく、安定した環境で24時間自動売買を行うことが可能になります。
リモートデスクトップサービスですので自分のPCがMacでも問題ありません。
VPS(仮想専用サーバー)は本格的に自動売買を行うなら是非利用したいですが、契約料金として月額1,500円~3,000円程度かかってくるのでそこは留意しておきたいところです。
また無料でVPSを用意しているFX業者も存在します。以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。
VPS(仮想専用サーバー)のメリット
- 安定した環境で24時間自動売買を行うことが可能(MT4/MT5で自動売買するならそもそも必須)
- VPS業者のサービスなのでサポートが充実している
VPS(仮想専用サーバー)のデメリット
- VPSの利用料金がかかる
- 無料VPSサービスを利用する場合、対応のFX業者で口座を開設する必要がある
5. ブラウザ上で動作するウェブトレーダーを利用する
最後はウェブトレーダーを利用する方法です。
ウェブトレーダーとは、PCにMT4/MT5ソフトをインストールするのではなく、オンラインでMT4/MT5のシステムにアクセスしてブラウザ上で取引を行うサービスです。
Windows版・mac版ともにリリースされていて、インターネットが使える環境とウェブトレーダーに対応しているFX業者なら誰でも無料で利用できます。
デメリットとしては、インストール版と違い一部機能が利用できないという点です。特にカスタムインジケーターの導入や、自動売買(EA)などが利用できない点には注意が必要です。
ウェブトレーダーのメリット
- MT4/MT5をインストールする必要がなくブラウザ上で利用できる
- 無料で利用できる
- PCの容量の心配がない
ウェブトレーダーのデメリット
- カスタムインジケーター・EAが使えない
- ブラウザ上で利用するためセキリュティには注意が必要
まとめ
MT4はWindowsを推奨環境にしているので、MacでMT4/MT5を使用するには、Mac内でWindows環境を用意してあげる必要があります。
MacでMT4/MT5を使う5つの方法
- 最新OS「Sonoma」対応の海外FX業者のMT4/MT5を利用する
- BootCampを使いMacをWindowsに切り替える
- 仮想化ソフトを使いMacにWindows環境を用意する
- VPS(仮想専用サーバー)を利用する
- ブラウザ上で動作するウェブトレーダーを利用する
今回は5つの方法を紹介しました。
XMを利用する予定ならば、最新OS対応のMT4/MT5を利用するのが一番手っ取り早いでしょう。
それ以外では、Mac Sonomaへのアップデートにも対応している「Parallels Desktop for Mac」といった「仮想化ソフト」を使ってMac でWindows環境を用意する方法が最も安定した方法と言えます。
MT4/MT5を自動売買で使う場合はVPSの導入を検討してみてもいいかもしれません。
カスタムインジケーターや自動売買といった機能が必要ないといった人は、ブラウザ上で動作するウェブトレーダーも選択肢に入ってきます。
用途や費用なども考慮して、自分にとって最適な方法を選んでみて下さいね。
Macで海外FXをするならXMがおすすめ!
XMの詳細 |
オススメ度 |
★★★★★ |
最大レバレッジ |
1,000倍 |
ロスカット水準 |
20% |
ゼロカット |
〇 |
最低取引枚数 |
最低入金の設定なし |
ドル円スプレッド |
1.6pips~ |
手数料 |
無料 |
日本語サポート |
電話・メール・ライブチャット |
「
XM」は世界で最も信頼されている、海外FX業者です。 今なら13,000円の口座開設ボーナスプレゼント! このボーナス内容は時期によって変わるため、ご希望の方はお早めに。 「今すぐ始めたい」方はクイック口座開設!FXトレードがすぐに始められます。
\ 約3分で登録完了 /